長年大切にしてきたお気に入りの革財布。手垢の黒ずみやうっかりついたインク跡、エナメルの色移りなど、諦めかけている汚れはありませんか。
もう買い替えるしかないと手放してしまう前に、プロの手によるメンテナンスでどこまで綺麗に戻るのかをチェックしてみてください。今回は実際のビフォーアフター写真とともに、革財布が美しくよみがえるプロの修復技術をご紹介します。
事例1:【ボッテガ・ヴェネタ】手垢汚れと全体的な黒ずみのトーンアップ
【Before】

ボッテガ・ヴェネタを象徴する編み込みレザー「イントレチャート」。長年愛用していると、手の油分や摩擦によって編み込みの隙間に手垢汚れが溜まり、部分的な黒ずみが発生します。
【After】

革専用の水洗い(丸洗い)によって、編み込みの奥の汗や油分を洗浄しました。
その後、擦れによって色が剥げてしまった部分や角スレに対して、元の革色に合わせて調色した補色(リカラー)を実施。編み込みのひとつひとつまで丁寧に色をのせました。
事例2:【ルイ・ヴィトン ヴェルニ】エナメル素材の難敵「黒ずみ・色移り」の除去
【Before】

エナメルの表面の全体的な汚れと目立つ色移りが起こっています。
これらを落とすには、エナメルを1度剥がして、再加工する専門的な技術が必要です。
【After】

財布の下部にクッキリと残っていた黒い色移りが綺麗に消えました。ヴェルニ独特のツヤツヤとした光沢と、上品でやわらかなピンクカラーも見事に復活しています。
事例3:【エルメス ドゴン】内側にうっかりついた「ボールペン跡」の除去
【Before】


バッグの中に財布とペンを一緒に入れておくと、いつの間にかついてしまうのがボールペンやインク跡。目立つうえに拭き取りだけでは取れないため、デアにもよくご相談いただくお困りごとのひとつです。
【After】


ボールペンやインク跡の処理方法は、財布の素材とインクの種類によって判断します。
エルメスの上質なレザーの質感を損なわないようペン跡を除去し、使い込まれた風格を残しながら、擦れやダメージが目立たないよう仕上げました。
事例4:【シャネル マトラッセ】鮮やかなカラーレザーのピンポイント「インク染み」補修
【Before】

シャネルのマトラッセ長財布。鮮やかな濃いピンクのレザーに、青っぽいインクのような汚れが固着してしまっています。特に明るいカラーや発色の良いお財布は、小さな点状の汚れであっても非常に目立ってしまいます。
【After】

今回は元の財布が鮮やかなピンクなので、汚れを落とした部分だけが浮かないように、周囲との色差にも注意して仕上げました。
目立っていた青いインク跡はほとんどわからなくなり、鮮やかなピンクが戻っています。
大切なお財布を綺麗にクリーニングしたい、汚れやダメージで困ってる…。小さなことでも、まずはお気軽にご相談ください。
▶︎お問い合わせはこちら




