RUG OPTION / CARE JOURNAL絨毯の防ダニ加工を選ぶ前に洗浄・加工・掃除の役割を分けて考える
絨毯をクリーニングに出すたび、防ダニ加工も付けた方がよいのでしょうか。迷ったら、まず加工が何をするものかを知るところから。洗浄の代わりにするのではなく、ご家庭の使い方に合う追加のケアとして考えてみましょう。

気になるのは、今の汚れか、これからの使い方か
子どもが床で遊ぶ、ペットが絨毯の上で休む、ソファよりラグでくつろぐ時間が長い。ご家庭ごとに、絨毯との距離は違います。加工を選ぶときも、「みんな付けているから」ではなく、使う場所や掃除のしやすさ、気になる点から考えると納得しやすくなります。
今ある汚れを取り除きたいなら、まず洗浄の内容を確認します。加工だけでホコリや皮脂がなくなるわけではありません。クリーニングの後、どのように使い続けるかという視点で、追加加工の役割を考えましょう。
防ダニ加工は、掃除をしなくてよい加工ではない
デアの防ダニ加工は、ダニが寄り付きにくくなることを狙う忌避の考え方に基づく案内です。殺虫を目的とする処理とは役割が異なります。加工をしたからダニが一切いなくなる、アレルギーが起こらない、という保証ではありません。
成分やにおいに不安がある方は、使用する加工剤の情報を事前にご相談ください。天然由来という言葉だけで、すべての方への適性を決めることはできません。加工の対象、追加料金、使用環境での注意点を確認してから選ぶことが大切です。


洗って、すすいで、乾かす。その後の選択肢
絨毯には、毛足の間だけでなく基布や裏側にもホコリや汚れがたまります。デアでは品物を広げ、素材と状態に応じて天然石けんと水で丸洗いし、すすぎと乾燥を行います。汚れを落とす工程を大切にしたうえで、希望に応じて加工を検討します。
日差しに当てるだけでは、内部に残った汚れやダニ由来の付着物まで洗い流せません。一方、丸洗いにも素材や劣化による制約があります。色落ち、裏面の接着の傷み、房のほつれなども含め、対応方法を確認します。
| ケア | 目的 | 代わりにはならないこと |
|---|---|---|
| クリーニング | 素材に合う方法で汚れを落とす | 戻した後の日常の掃除 |
| 防ダニ加工 | ダニが寄り付きにくくなることを狙う | 汚れの除去やダニの完全除去 |
| 日常の掃除と湿気管理 | 使いながら付着するホコリや湿気への対処 | 内部までの専門的な洗浄 |
加工の対象や成分、料金は事前に確認してください。加工なしの選択も含めて相談できます。

加工の後も、床の暮らしは続いていく
仕上がった絨毯を戻したら、日常の掃除と湿気への配慮を続けます。掃除機は毛足や製品の案内に合う方法で、場所を少しずつ変えながら丁寧に。強いブラシで繊維を傷めないよう、房や長いパイルは特に注意してください。
床と絨毯の間に湿気がこもっていないか、家具の下へゴミがたまっていないかも確認します。加工の持続は使い方や洗浄によって変わるため、期間や数値をすべての家庭へ同じように当てはめることはできません。次のお手入れ時に状態を見て相談しましょう。
迷ったときは、加工なしも含めて相談を
クリーニングだけにする、加工を追加する、成分を確認してから決める。いずれも、お品物とご家族の希望から選ぶ方法です。小さなお子さまやペットが使う場所なら、そのことも依頼時に伝えてください。
大切なのは、追加オプションの数ではなく、目的がはっきりしたケアです。絨毯の種類と寸法、使う部屋、気になる汚れをお知らせいただければ、洗浄と加工を分けてご案内します。

防ダニ加工と日々の掃除
Q.毎回、防ダニ加工を付けるべきですか?
一律には決められません。使用環境、前回の加工、素材、今回の洗浄内容を踏まえてご相談ください。
Q.加工すればアレルギー対策は十分ですか?
加工だけで症状の予防や改善を保証することはできません。日常の掃除や環境整備と分けて考え、症状は医療機関へご相談ください。
くつろぐ場所に合うケアを、無理なく選ぶ。
絨毯の写真と使う場所、加工についてのご希望を添えてご相談ください。
対応できる方法と仕上がりは、お品物の状態によって異なります。写真で判断できない点は、現物確認後にご案内します。
