SPRING FUTON / CARE JOURNAL春の布団をしまう前に冬の汚れと花粉を考える寝具の衣替え
厚い布団が少し重たく感じられたら、寝具も衣替えの季節です。干してからしまうだけでよいのか、洗う時期なのか。冬の使用を振り返りながら、次の出番へ向けたお手入れを考えてみましょう。

布団を替える日が、点検する日になる
冬の間、毎晩使った布団には、汗や皮脂、ホコリなどが少しずつ付着します。カバーを洗っていても、中の布団まで同じように手入れできているとは限りません。春に薄い寝具へ替えるときは、全体を広げて見るちょうどよい機会です。
襟元の黄ばみ、におい、側生地の破れ、縫い目の緩みを確認します。中綿のへたりも見ておきましょう。洗浄で汚れを整えられても、綿そのものの摩耗や劣化が戻るとは限りません。気になる点を分けて伝えると、クリーニングでできることを相談しやすくなります。
春は、外へ干す前に花粉情報も確認
布団を外へ干すときは、花粉の飛散にも目を向けたいところです。春のスギやヒノキだけでなく、地域や季節によって飛ぶ花粉は異なります。掲載のカレンダーは時期を考える参考で、今年の飛散量やご自宅周辺の状況を示す予報ではありません。
飛散が多い時期は外干しを控えるなど、現在の地域情報に合わせた工夫を。掃除やカバーの洗濯と、布団そのもののお手入れは、役割の違う対策として組み合わせます。クリーニングが体調や睡眠の改善を保証するものではなく、寝具を清潔に保つための選択肢です。

干すことと、洗い流すことの違い
干す作業は湿気を逃がす助けになりますが、布団に付いた汚れを水で流す工程ではありません。デアでは素材と状態を確認し、天然石けんと水を使って洗浄。すすぎ、脱水、乾燥、仕上げまでを通して扱います。
厚みのある寝具は、家庭で濡らした後に中まで乾かすことが難しい場合があります。表示、容量、乾燥環境がそろわないときは無理に洗わず、布団の種類と寸法をお知らせください。羽毛、綿、毛布など、それぞれに合う工程を確認します。
| 手入れ | 主な役割 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 干す | 湿気を逃がす助けになる | 表示と花粉の飛散状況を確認 |
| 洗う | 汗や皮脂などの汚れを洗い流す | 素材への適性と中までの乾燥を確認 |
| しまう | 次に使うまで保管する | 清潔さ・乾燥・収納内の湿気を確認 |
一つの手入れですべてを済ませることはできません。布団の種類と状態に合わせて組み合わせます。

清潔にしてから、次に使う場所を決める
洗った布団を戻す前に、押し入れや収納棚も掃除し、湿気がこもっていないかを確かめます。乾き切らないまま袋へ詰めたり、無理に押し込んだりしないようにしましょう。圧縮は布団の種類によって向き不向きがあるため、製品の案内を確認してください。
自宅の収納が足りなければ、クリーニングと保管の組み合わせも検討できます。対象の寝具、期間、料金、返却の条件を先に確認し、寒くなる前に受け取れる計画を。季節の変わり目は気温が戻ることもあるので、必要な寝具まで一度に預けない工夫も大切です。
来季の準備を、春のうちに一つ済ませる
いつ洗ったか覚えていない布団も、衣替えとセットで点検すれば、次からは判断しやすくなります。年一回を一つの目安として考えつつ、使い方、汚れ、保管環境に合わせて時期を決めましょう。飲み物やペットの汚れなどは、季節を待たずにご相談ください。
寝具のお手入れを大きな家事にしないために、まず一枚の表示と全体写真から。春の片付けが、次の冬に気持ちよく布団を広げる準備につながります。

寝具の衣替えで確かめたいこと
Q.春に洗わなければいけませんか?
春は冬布団をしまう区切りとして便利な時期です。汚れや使用状況に合わせて、別の季節に依頼しても構いません。
Q.洗えばへたった中綿も元に戻りますか?
汚れや湿気を取り除くことで状態が変わる場合はありますが、中綿の劣化や摩耗は洗浄だけで戻せません。状態に応じて対応を確認します。
冬の一枚を、次の出番へ整えませんか。
布団の種類・寸法・表示と、気になる汚れをお知らせください。保管のご希望も承ります。
対応できる方法と仕上がりは、お品物の状態によって異なります。写真で判断できない点は、現物確認後にご案内します。
