SPECIAL FUTON / CARE JOURNALこの布団も洗えますか?真綿・厚い敷布団・特殊な寝具を相談する前に
昔ながらの布団、真綿の掛け布団、厚い敷布団。洗いたいと思っても、一般的な案内に当てはまるか分からない寝具があります。デアでは素材と構造、今の状態を確かめて対応を検討します。洗えると決めつけず、あきらめる前に確認したい情報を整理しました。

名称だけでは分からない、布団の中身
綿、羽毛、羊毛、真綿、ウレタン。寝具の中材はさまざまで、側生地や縫製との組み合わせも違います。同じ「敷布団」でも、洗浄で形を保てるか、乾燥できるかの確認点は変わります。メーカー名、素材表示、厚みとサイズが分かると、相談の入口になります。
古い布団には表示が残っていないこともあります。その場合も、全体や縫い目の写真、購入時に聞いた情報をお知らせください。破れや中わたの偏り、粉が出るなどの異常があれば、その状態も重要です。
真綿やキルティングの少ない布団は、構造を見る
真綿は絹を用いた中材です。名前が似ていても綿わたとは異なります。中材をどのように留めているか、側生地がどれほど傷んでいるかなどを確認し、作業の可否を考えます。縫い留めが少ない布団も、内部が動く可能性を含めて判断します。
家庭でひもを巻けば洗える、といった方法を一律に勧めることはできません。重くなった布団を扱うことや、内部まで乾燥させることも課題になります。無理に水へ入れる前に、現物に合う方法を確認してください。

ウレタン、ムートン、電気を使う寝具は別々に判断
厚みのあるウレタン系の敷寝具は、製品の構造と劣化、メーカーの指示を確認します。ムートンの寝具は皮革と毛の両方を考える必要があります。一般的な布団と同じコースへ、名前だけで当てはめないことが大切です。
電気毛布などはコードや接続部を含む製品です。洗濯表示と製造元の指示が優先され、故障や傷みがある状態で洗うことは避けてください。対応可能と断定せず、製品情報を添えて事前にお問い合わせください。

洗浄できることと、乾燥できること
寝具の丸洗いは、濡らして汚れを動かすだけでは終わりません。厚みや中材に合うすすぎ、脱水、乾燥が必要です。表面の乾き具合だけで判断しにくい品物だからこそ、一連の工程を組み立てて扱います。
生地や中材の劣化そのものを洗浄で修復することはできません。汚れを落とす希望と、破れや偏りの問題を分けて相談しましょう。作業が難しい場合も含めて確認することが、大切な寝具を無理に扱わないための準備になります。

問い合わせには、この情報を添えて
全体、素材表示、厚みが分かる側面、気になる箇所の写真をご用意ください。購入時期、過去の洗浄、においや汚れの経緯が分かれば、あわせてお知らせください。発送方法も品物の大きさや構造で変わるため、特殊な寝具は送る前の確認がおすすめです。
いつもの布団とは少し違うから、相談できないと思っていた一枚。まずはどんな寝具かを共有するところから始めてみませんか。素材と構造に合う対応を、順に確認します。

特殊な寝具を依頼する前に
Q.特殊な布団もすべて洗えますか?
すべてではありません。中材、構造、劣化、メーカーの指示を確認し、対応の可否をご案内します。
Q.表示のない古い布団も相談できますか?
写真と分かる範囲の情報をお送りください。現物確認が必要な場合や、対応できない場合もあります。
「この布団も?」を、写真からご相談ください。
全体と気になる箇所、素材表示の写真を添えてご相談ください。これまでのお手入れやご希望もお知らせいただくと、確認がスムーズです。
対応できる方法と仕上がりは、お品物の状態によって異なります。写真で判断できない点は、現物確認後にご案内します。
