革ジャンは、着るほど体に馴染む一方、袖口や襟元には黒ずみが付き、裏地には汗が染み込みます。肩や腕、前身頃の日焼けや摩擦による色あせも避けられません。
デアでは、Schott(ショット)やLewis Leathers(ルイスレザー)、Vanson(バンソン)などのレザージャケットを、クリーニングから加脂、乾燥、リカラーまで一着ずつ手作業で仕上げます。
革ジャンの表と裏に蓄積した汚れを洗浄
革ジャンには、汗などの水溶性汚れと、皮脂やレザークリームなどの油性汚れが混在しています。デアでは、革専用洗剤を使った水洗いとドライクリーニングを、革の種類や汚れに応じて使い分けます。
袖口や襟元の黒ずみ除去
袖口や襟元の黒ずみは、皮脂に加え、塗り重ねたレザークリームに付着したホコリや、排気ガスを含む大気中の汚れが蓄積したものです。表面を拭くだけでは落とせないため、革専用の洗浄剤で古いクリームや油分を浮かせ、やわらかいブラシを使って手作業で洗い流します。
背中や脇、首周りの裏地に染み込んだ汗は、時間がたつとニオイの原因になります。水洗いが可能な革ジャンには、革専用洗剤を使った水洗いを行い、ニオイの元となる汗汚れを直接洗い落とします。
プロテクター付きライダースも細部まで洗浄

肩や肘、背中にプロテクターが入ったライダースは、取り外せるパーツをすべて外してから洗浄します。ジャケット本体とプロテクターを別々に洗い、パーツの装着部分に溜まった汗や汚れまで取り除きます。
水洗いした革は、乾燥時に硬化や収縮が起こりやすいため、濡れている間に加脂剤を入れて油分を補給します。その後、自然乾燥と立体仕上げを行い、革のやわらかさとジャケットの形を取り戻します。
色あせやヤケをリカラーで補修
日焼けや摩擦によって抜けた色は、クリーニングだけでは戻りません。デアでは元の色調に合わせて顔料や染料を調合し、専用のスプレーガンで極薄のミスト状に吹きつけます。ベタ塗りを避けて少しずつ着色することで、革のシボ(表面の凹凸)や柔軟性を残したまま元のトーンへ近づけます。

こちらは、クリーニングとリカラーを行ったライダースジャケットです。施工前は、前身頃の青い革が白っぽく退色し、袖にも色抜けや色ムラが広がっていました。施工後は青と黒に濃さと鮮やかさが戻り、白い革とのコントラストもはっきりしています。ロゴやステッチ、複雑な切り替え部分も丁寧に塗り分けました。
ライダース・革ジャンのお悩みはデアへ
「裏地のニオイが取れない」「袖口の黒ずみが目立つ」「日焼けして色が変わってしまった」「プロテクターがついているけれど洗える?」など、革ジャンのお手入れで気になることがありましたら、ぜひデアにお問い合わせください。お持ちのジャケットの状態に合わせて、適切なメンテナンスをご提案します。
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