POLLEN COAT / CARE JOURNAL洗えないコートの花粉対策玄関での工夫と専門クリーニングの使い分け
春の外出から帰るたび、コートをそのまま部屋へ持ち込んでいませんか。毎日洗えない上着こそ、着る前・帰宅時・シーズン後のケアを分けて考えると、無理なく続けられます。素材を守りながら、衣類に付いた汚れをためない工夫をご紹介します。

玄関の手前に、小さな習慣をつくる
花粉を部屋へ持ち込む量を減らすには、帰宅時に衣類に付いた花粉を払うことが役立ちます。玄関の外などで、周囲の人へ飛ばさないよう配慮して行いましょう。室内で上着を大きく振り回すより、入る前に手をかける方が、部屋への持ち込みを考えた行動になります。
帰宅後の上着を置く場所も見直してみてください。すぐベッドやソファへ投げ出さず、決めた場所に掛けるだけでも、寝具やくつろぐ場所と外出着を分けやすくなります。生活の動線に沿った小さな工夫なら、忙しい日も続けやすくなります。
服を選ぶときは、表面にも目を向ける
毛羽の多いウールの衣類は、表面が滑らかなものに比べて花粉が付きやすい傾向があります。寒さや着心地とのバランスを取りながら、外側に着る上着の表面や装飾を見て選ぶのも一つの方法です。好きな服をすべて避ける必要はありません。
ポリエステルやナイロンでも、生地の構造や加工は製品ごとに異なります。素材名だけで花粉を完全に防げると考えず、帰宅時のお手入れと組み合わせましょう。地域や日の飛散状況も確認して、その日に合う対策を選んでください。

洗える服と、毎日は洗えない服を分ける
洗濯できる衣類は、表示に合った方法で汚れを落とします。花粉の飛散が多い時期には、外干しで再び付くことにも注意が必要です。室内で乾かす場合は、間隔と風の通り道を確保し、乾き切ってから収納しましょう。
厚いコートや芯地の入ったジャケットは、家庭で洗えるとは限りません。表面の汚れが気になるからと、浴槽へつけたり強くブラッシングしたりすると、型崩れや毛羽立ちにつながることがあります。表示と素材を確かめ、迷う服は専門店へ相談してください。
| 場面 | できること | 確認すること |
|---|---|---|
| 帰宅時 | 玄関の外で表面の付着物をそっと払う | 強くこすらず、素材に合う方法か |
| 家庭で洗える服 | 洗濯表示に合う方法で洗う | 洗い方・乾燥条件・形の整え方 |
| 家庭で洗えない服 | 専門店へ洗浄を相談する | 素材・仕立て・汚れと希望する時期 |
いずれも花粉症状の改善を保証するものではありません。衣類の手入れとして、素材に合う方法を選びましょう。
シーズンの汚れを、素材に合う工程で
デアでは、コートやジャケットの素材・付属品・汚れを見て、水洗いを含むクリーニング方法を検討します。花粉だけでなく、着用中の汗や皮脂なども相談の対象です。洗う部分と守る部分を確認し、乾燥や仕上げまで一着に合わせて扱います。
クリーニングは衣類のお手入れであり、花粉症の治療や症状改善を保証するものではありません。加工を希望する場合も、撥水が花粉の付着を完全に防ぐものではない点を踏まえ、素材に合うか確認します。気になる症状への対応は、医療機関などの案内に沿って行ってください。

春の終わりに、次の出番を整える
シーズン中は帰宅時の手入れを続け、長くしまう前には襟や袖、脇、裾を点検します。汚れが目立たなくても、たくさん着た上着は保管前のケアを考えるよい機会です。家族の服をまとめる際も、必要な一着を手元に残して予定を立てましょう。
どんな素材か分からない、洗濯表示が読めない、家庭で洗った後の形が心配。そうした点も写真を添えてお知らせください。花粉の季節に着た一着を、無理のない方法で次の季節へつなぎます。

花粉の季節のコートQ&A
Q.撥水加工をすれば花粉は付きませんか?
花粉を完全に防ぐ保証はありません。加工の適性と役割を確認し、帰宅時の手入れなどと組み合わせてください。
Q.毎日コートを洗う必要がありますか?
素材や表示によっては頻繁な洗濯が難しい服もあります。日常の付着物のケアと、汚れに応じた専門クリーニングを使い分けます。
春に着た一着を、気持ちよく次の季節へ。
コートの素材表示と全体、襟や袖の写真を添えてご相談ください。
対応できる方法と仕上がりは、お品物の状態によって異なります。写真で判断できない点は、現物確認後にご案内します。
