ワイシャツの襟・袖に黄ばみを見つけたら家庭洗濯の確認点と白い衣類の施工例
いつもの洗濯では落ちない、襟や袖の黄ばみ。白いシャツを洗う前に、素材と漂白の表示を確かめてみましょう。家庭で対応できる範囲と、白いコットンジャケットを工房で洗った例を分けてご紹介します。

襟と袖は、肌に触れる場所から点検する
ワイシャツの襟、袖口、脇などは汗や皮脂が付きやすく、洗ったときには目立たなかった汚れが、保管後に色の変化として現れることもあります。白い服は目につきやすいものの、濃い色の服にも汚れは付きます。
まず全体と内側を見て、いつ気づいたか、以前から同じ場所にあったかを確認します。襟の芯や縫い目、刺繍など、生地とは異なる材料が使われている部分にも気を配りましょう。
家庭での前処理は、洗剤と衣類の表示から
水洗いできるシャツでも、使える洗剤、温度、漂白の可否は製品によって異なります。洗剤を直接付ける前処理も、製品の使用方法と衣類側の表示の両方を確認して行います。
液体洗剤や漂白剤を、濃くしたり長く置いたりすればよいわけではありません。色柄や金具への影響、すすぎ方までを確認しましょう。シルク、加工のある生地、家庭で洗えないものは、自己判断でつけ置きをせず相談してください。
施工例は、ワイシャツではなく白いジャケット
ここで掲載するのは、ヴェルサーチェの白いコットンジャケットです。処理前の襟には、黄色みと黒っぽい汚れが見られました。シャツと似た場所の汚れでも、ジャケットは芯や仕立ての構造が異なります。
工房では汚れのある場所を確認し、手作業で処理を行います。写真は、泡の付いた襟まわりへ道具を当てている作業です。どの衣類にも同じ薬剤やブラシを使うという意味ではありません。


白さと形を、洗浄後にも確認する
掲載の施工後は、襟の黄ばみが目立ちにくくなり、手アイロンで形を整えている状態です。汚れが落ちたかに加え、襟の形、縫い目、表面の風合いも確かめます。
古い変色や、摩擦で生地が傷んだ部分は、洗浄だけでは改善が難しいこともあります。写真の結果を参考にしながら、ご自身の品物の状態から、どこまで対応できるかを相談しましょう。

しまう前に一度見て、気になる変化は早めに
着用後は表示に合うお手入れを行い、十分に乾かしてから収納します。洗浄後の衣類を受け取ったときも、袋を開け、仕上がりと気になっていた箇所を確認してください。
ご相談には全体、表示、襟や袖の拡大写真と、これまで使った洗剤や漂白剤をお知らせください。衣類の料金と保管、送料は現在の公式案内をご確認いただけます。紹介画像の金額や条件だけでなく、現在の適用範囲まで確かめてご依頼ください。

ご依頼前に確かめたいこと
家で漂白してから預けたほうがよいですか?
無理な処置を重ねず、そのままの状態でご相談ください。すでに漂白した場合は、製品名、温度、時間など分かる範囲でお知らせください。
時間のたった黄ばみも落ちますか?
素材と変色の状態によります。改善を検討できますが、完全に元の色へ戻せるとは限りません。検品を踏まえて見通しをご案内します。

