布団のにおい、いつ相談する?丸洗いの時期と三つのご利用例
季節が変わるときは、布団の状態を広げて確かめる機会です。干すだけでは気になるにおい、ペットの粗相、洗い先に迷う真綿布団。実際のご利用例から、丸洗いを相談するポイントを考えます。

使い終えたときに、次の季節の準備を
厚い布団が要らなくなる時期は、地域や室温によって変わります。毎年同じ日付に決めるより、使わなくなった布団から状態を確認し、洗浄や保管を計画しましょう。次に必要になるまで時間があるシーズンオフは、手入れを進めやすい機会です。
収納する前には、シミ、におい、側生地の破れ、縫い目、中綿の偏りを見ます。見た目だけでなく、前回いつ洗ったか、冬の間に汗をかいたかなど、使い方も振り返ってください。洗わず袋へ入れていたものも、まず一度広げて点検しましょう。

干すことと、汚れを洗い流すことは違う
布団へ風を通すことは湿気の手入れに役立ちますが、付いた汗や皮脂が水と一緒に外へ流れるわけではありません。消臭スプレーも、汚れを丸ごと洗い流す工程の代わりにはなりません。
においが戻る、古いシミが残るなどの場合は、いつから気になるか、何を使って手入れしたかをお知らせください。表面を繰り返し濡らしたり、香りを重ねたりするより、そのままの状態で相談するほうが、経過を確認しやすいことがあります。
広げたまま、一枚ずつ洗う
デアでは布団を作業台へ広げ、無添加天然石けんと水で手洗いします。泡を行き渡らせ、汚れに合わせてブラッシングや部分処理を進めます。汚れ落ちを確認しながら扱う手仕事です。
使う石けんは洗浄のために選んでいるもので、天然由来という理由だけで刺激がないと保証するものではありません。香りや洗浄剤へのご希望があれば、事前にご相談ください。すすぎ、脱水、乾燥、仕上げまでを組み合わせ、布団の中材と生地に合わせて対応します。


羽毛布団のにおいが和らいだという感想
羽毛布団のにおいに困っていた方からは、丁寧にすすいでもらい、強い薬品のように感じていたにおいがなくなり、素材由来と感じる獣臭は多少残るものの満足している、という感想が寄せられました。
このお声は、においの仕上がりを考えるうえで大切な例です。すべて無臭になることだけを目指すのではなく、何のにおいをどう感じているのかを共有します。においの受け止め方には個人差があり、洗浄後に残るものがある場合も、相談の際に確認します。

猫の粗相に困った羽毛布団の例
猫の粗相のにおいで依頼された方からは、気になっていたにおいだけでなく、長年の汚れも改善してうれしかったというご感想をいただきました。デアでは布団を丸洗いし、状態に応じてにおいへの処理を検討します。
一方、放置した期間や中材、使用した消臭剤などで、結果は異なります。排泄物などがある場合は、汚れの状況を先にお知らせください。品物を受け付けられるか、どのような処理が必要かを確認してからご案内します。

真綿布団の洗い先が見つからなかった例
真綿は、綿わたではなく絹を用いる中材です。ペットの粗相のにおいが取れず、引き受けてもらえるお店を探していた方から、依頼後のにおいの改善を喜ぶお声がありました。
特殊な布団は、素材名だけでなく、側生地、仕立て、使用年数、傷みも確認が必要です。真綿だから必ず洗える、あるいは必ず断られると決めつけず、品質表示と全体の写真を添えてご相談ください。個々の状態から対応を検討します。

感想を、仕上がりの保証と取り違えない
ご紹介した三つのお声は、それぞれのお品物での経験です。似た悩みでも、同じ程度に改善するとは限りません。洗う前に「どこが一番気になるか」「どこまで変化を希望するか」をお聞かせください。
使う予定日があるときは、日数に余裕を持って依頼します。寝具が足りなくなる場合は、預ける順番も計画しましょう。料金表と相談窓口をご利用いただき、洗浄から受け取りまでの段取りを整えてください。

ご依頼前に確かめたいこと
真綿と綿の違いが分かりません。
分からない場合は品質表示の写真をお送りください。中材の種類とお品物の状態を確認し、対応をご案内します。

