います。新しいものを探すのも楽しい時間ですが、少し手をかけて直せば、買い替えより出費を抑え、身体に馴染んだ使い心地も残せます。
今回は、靴やバッグをメンテナンスして長く使うことの合理性についてお話しします。
買い替える前に考えたい、今ある靴やバッグの価値
購入費とメンテナンス費を10年間で比べる
例えば、3万円の靴を2年ごとに買い替えると、10年間の購入費は15万円です。
一方、5万円の靴を10年間履き、年に1回6,600円の丸洗いクリーニングを行うと、クリーニング費は合計66,000円です。さらに、2年に1回3,300円のかかとゴム交換を行った場合、5回分で16,500円。靴の購入費と合わせても、10年間の総額は132,500円です。

定期的にプロのクリーニングと修理を受けても、2年ごとに3万円の靴を買い替えるより17,500円安く収まります。一回ごとのメンテナンス費だけでなく、何年間使えるかまで含めて比べることで、長く履くことの金銭的な価値が分かります。
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今の製品と昔の製品、素材の違いについて
数年前から、革をはじめとするさまざまな原材料の価格が高騰を続けています。
数年前に5万円で買えたバッグと同等の品質のものを現在買おうとすると、さらに高い金額を出さなければ手に入りません。
ブランドによっては、価格を維持するために素材のランクを変更しており、同じクオリティのものは製造すらされていないこともあります。
何年も前からブランドバッグや靴のクリーニングで皮革に触れてきたデアだからわかることですが、ヴィンテージバッグや数年前に購入した靴は、現在同価格帯で販売されている新品よりも、質の高い素材が使われていることが多いです。
少し色が剥げたり傷がついたりしただけで手放してしまうのは、もったいない選択です。
良質な革は、適切なクリーニングや補色などの手入れを施すことで、美しいツヤを取り戻します。手元にある質の高い素材を活かすという視点を持ってみてください。
自分の身体に馴染んでいるという価値
新品の靴を下ろした日に、靴擦れを起こして痛い思いをした経験は誰にでもあると思います。バッグも同様で、使い始めは持ち手が硬く、肩に掛けづらいことがあります。
今手元にある使い込んだ靴やバッグは、何十時間、何百時間と使用する中で、自分の足の形や歩き方、持ち方に合わせて少しずつ変化してきたものです。この自分の身体にフィットしているという部分は、お金を出して新しいものを買ったとしても、すぐには手に入りません。

見た目が少し古びてしまったからといって捨ててしまうと、これまでに時間をかけて培ってきた快適さも一緒に手放すことになります。
使い心地の良さを保ったまま、見た目だけをきれいにする方法として、プロによるメンテナンスが役立ちます。
手放す前に、メンテナンスでどこまで回復するか相談を

靴やバッグの傷みが気になったとき、すぐに新しいものを探しに行く前に、まずはデアのメンテナンスで回復できるか検討してみてはいかがでしょうか。
市販のクリームなどを使ったご家庭でのケアでは限界がある傷や色落ちでも、家庭でのケアでは対処できない傷や色落ちも、プロの技術ならきれいに復元できるものが数多くあります。
デアでは、靴やバッグのクリーニングから修理、リカラーまで、幅広いメンテナンスを承っています。
買い替えるべきか、直して使い続けるべきか迷った際は、お気軽にご相談ください。使い慣れた品物を長く愛用できるよう、お手伝いいたします。





