大切な毛皮(ファー)コートこそ、シーズン後には必ずクリーニングをお勧めします!

feragamo 2

目次

毛皮(ファー)クリーニングの勧め

毛皮(ファー)のコートはとても高価なハズ。そして毛皮は生き物。
良い状態に保つためには、メインテナンスは充分に気を使いたいものです。
なので、シーズンオフのクリーニングだけでなく、その後の保管方法にもこだわっていただきたいのです。
毛皮のメインテナンスの難しさは、まず、汚れ具合が見た目ではっきりわからないこと。
もしかすると、「クリーニングの必要はないかな?」と、お思いの方も多いかもしれません。

そのような時の、ちょっとした“見分け方”をひとつお教えします。

それは「毛さばき」。汚れのない毛皮は、サラサラした、いわゆる洗いたての髪の毛のような艶やかさとしっとり感があります。
しかし汚れがあると、毛と毛がくっついてしまったり、毛さばきが悪い・・・。

そして毛皮は、衣類の害虫の大好物。

しっかりクリーニングをした上で、湿度50%、温度15℃程度の環境で保管することが理想的です。
そして防虫剤を使用する場合は、カシミヤ・毛皮等専用のものをお奨めします。
ちなみに、しっかりと汚れを取ってあげないと、防虫剤の効果も充分に発揮されない場合がありますので、ご注意。

fashion clothing

クローゼットにしまう場合は、なるべく詰め込まないこと。また衣類の害虫は主に毛の根元の部分や皮を食い荒らします。”脱毛状態”が見つかったらほぼ害虫の仕業。虫のフンなども残ると思うと・・・

 

皮毛は、非常にデリケートで、水や温度に弱い。

「クリーニングなんてできるの?」と、お思いの方も多いかもしれません。
しかしアットデアでは、毛皮専用の“パウダークリーニング方”というノウハウがあります。
“とうもろこしの芯の粉” に特殊な洗剤、リンス、加脂剤などを加えて精製したパウダーに汚れを付着させる方式で
繊細な毛皮製品をやさしくキメ細やかに洗浄することができるのです。 毛皮専用のグレージングマシンによる起毛仕上げや裏地仕上げも熟練した技術者によって入念に行います。

アットデアでは、毛皮のクリーニングだけでなく、専用の保管サービス、そしてグレイジング (起毛加工)や修理及びリフォームも承っております。

皆様の大切な毛皮、アットデアが自信を持ってお預かりさせていただきます。

 

目次