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ウールの「フェルト化」はクリーニングで戻る?

ウールのフェルト化の原因は?

ウールのセーターに靴下。ウールは寒さから体を守ってくれる冬に欠かせない素材です。
ウールは冬のアイテムと思われがちですが、高い吸水性と放湿性があるため、実は「冬は暖かく夏は涼しい素材」でもあるんですよ。
サウナーに愛されているサウナハットも頭と顔を熱から守ってくれるウール素材のものが機能性が高いと言われています。

目次

ウールで気を付けたい「フェルト化」を解説

ウールの衣類をご自宅で洗濯したことによって、繊維が固くなってしまったり、縮んだ経験はありませんか?
それはウールの「フェルト化」が発生したためです。

ウールの繊維を顕微鏡で見ると魚のうろこのようになっていて、このうろこ状繊維は、洗濯などで水分を含むと開くようになっています。

ウールのフェルト化の説明

画像出展:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 衣料管理情報(クリーニング注意情報)ウール製品のフェルト化

開いた繊維が洗濯時の水流によって絡み合うと、そのまま絡んだ状態で乾燥してしまいます。その結果、繊維が固く締まって着心地がゴワゴワになる、縮む、けば立つなどのマイナスな状態になってしまうのです。この現象がフェルト化になります。

ウールの衣類を自分で洗いたいときもあると思いますが、いつもの洗濯洗剤を使って洗濯機の「標準コース」で洗うことは絶対にやめておきましょう。
おしゃれ着用洗剤を使って、できるだけ摩擦を防ぐようにやさしくやさしく押し洗いをします。
でも、大切に長く着ていきたいウール類のお洗濯は、信頼できるクリーニング店にお任せすることをおすすめします。

デアならフェルト化を気にせず丸洗いできます

ウールのクリーニングでは、ほとんどのクリーニング店がフェルト化を防ぐために水を使わないドライクリーニングで洗います。ドライクリーニングなら衣類が水に触れることがないのでフェルト化のリスクは格段に下がります。

しかし、ドライクリーニングは水溶性の汚れに弱い洗い方になるため、汗を落とすことができません。
ドライクリーニングを繰り返しても汗汚れは蓄積され続けるため、だんだん着用感が重くなったように感じられますし、汗の臭いが気になる衣類から汗臭を除去することもできません。

デアはウールの衣類もフェルト化を心配することなく水洗いできます。
フェルト化はウールの繊維が水に濡れて摩擦が生じることで発生するのですが、デアの丸洗いクリーニングでは摩擦を最小限に抑えながら水洗いができるので、変質の心配なく汗汚れもさっぱり落として、ふんわりと軽く包み込まれるようなウールの着用感がよみがえります。

フェルト化はクリーニングで戻る?

フェルト化したウールのセーターはクリーニングで元に戻るのか、気になるところだと思います。
フェルト化は繊維の変質ですので、クリーニング店やお直しのお店でも戻すことは困難です。クリーニング店では復元は引き受けてもらえないと思っておいて下さい。
デアでも難しいため、大事な衣類のクリーニングはフェルト化の心配なく洗うことができるデアにお任せ下さい。

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