デアのクリーニング歳時記
9月 夏物衣料・秋物の薄い上着
楽しい夏のバカンスシーズンも終わり、9月に入りました。まだまだ残暑が厳しい地方もありますが、山間部や北国の気候はだんだん涼しくなってきています。都市部でも、朝晩過ごしやすい日も増えてきました。
9月は真夏に大活躍したワンピース・シャツなどの夏物衣料・本格的な秋に備えて薄手の上着の手入れを早めにしておきましょうね。
きちんと着るたびに洗濯をしても、女性が夏の間によく着るコットン素材の明るい色のワンピース・白のブラウスなどは、襟まわりや半袖の袖口に黄ばみや汗ジミができてしまっていたりします。
真っ白なコットン衣類についた黄ばみや汗ジミは、目立つうえに、家庭ではなかなか完全に取り去ることが難しい場合も。
紳士ものの、白や明るいブルーのポロシャツ・カジュアルシャツ・ワイシャツなども、襟の裏や脇などに黄ばみ・汗ジミなどがつきやすく目立ちやすいものです。
また、秋口に大活躍するトレンチコートやデニムジャケットなどの薄手の上着も、きちんとすぐに着られるよう状態の確認をしておきましょう。
本格的な秋が来る前に、薄手のジャケット・コート類・上着もしっかりとキレイな状態にしておけば安心です。
トレンチコートなどの薄手の上着や、真夏に活躍したコットンブラウス・シャツ・ワンピースなどに、黄ばみ・黒ずみ・シミ汚れが見つかったら、第一選択としてクリーニング専門店に出すことがおすすめですが、コストなどが気になる場合は、家庭での手入れを試してみましょう。
(黄ばみ・黒ずみ・シミ汚れは時間がたてばたつほど衣類に定着してしまいますので、早めに発見し、応急処置をしたうえできちんと洗ってからしまうのが基本です。時間がたって落ちにくくなっていたら、家庭での処理はもちろんクリーニング専門店でも対処の難しいものもあります。)
自宅での衣類の黄ばみ・黒ずみ・シミ汚れの落とし方はこのように行いましょう。
【衣類についてしまった黄ばみ・汗ジミ・黒ずみの落とし方】
※鮮やかな色柄の衣類は色落ちしやすいので、この方法はおすすめできません。色落ちしにくい白色で、綿・ポリエステルなどの素材の衣類であれば大丈夫ですが、それでもアイボリーや生成り色に近い白の衣類はシミ抜きをした部分だけ漂白されて繊維の色が抜け落ちてしまう可能性もあります。
慎重に布地の状態を見ながら行いましょう。大切にしている高価な衣類や色落ちが心配な場合には、クリーニング専門店に依頼しシミ抜きをしてもらうほうが安心です※
用意するものは台所用の中性洗剤と液体の酸素系漂白剤と、使い古しの歯ブラシです。
まずは、台所用中性洗剤を黄ばみ・汗ジミ・黒ずみの部分に薄く塗り、歯ブラシで優しく丁寧に汚れを浮かしだします。
次に洗面器に40℃ほどの温度のお湯を入れ、適量の液体酸素系漂白剤を溶かし入れます。(お湯が熱ければ熱いほど、漂白剤の効果が強くあらわれます。熱すぎるお湯だと、繊維の色が抜け落ちてしまう場合も。あまり漂白剤の効果を強くしたくない場合は、常温の水で行っても良いでしょう。)
泡立つまでそのお湯をかきまぜ、泡立ったら衣類を入れて30分ほどつけ置き洗いをします。(繊細な薄い衣類ならば、つけ置きは適宜短い時間に短縮しましょう。)
つけ置きが終わったら、洗面器から衣類を取り、洗濯機のおしゃれ着モードで優しく水洗いをしましょう。(少量の洗濯洗剤を入れてもOKです)
すすぎは2回、脱水は30秒~1分にし、風通しの良い屋外に干しましょう。
真っ白の衣類に、かなり落ちにくい頑固な黄ばみ・汗ジミ・黒ずみ・シミ汚れがあったら、塩素系の漂白剤(ハイター)を使う方法もあります。(※生成り色やアイボリーに近い衣類には適しませんのでご注意ください)
塩素系漂白剤は酸素系漂白剤に比べて強い漂白効果があります。
やり方としては塩素系漂白剤を黄ばみ・汗ジミ・黒ずみ・シミ汚れの部分にだけ少量垂らし、歯ブラシで汚れの部分をブラッシングし汚れを浮かせます。
そのまま3~5分放置します。
そのあとは洗濯機で水洗いしてすすぎ、干します。
このご紹介した方法をひととおり丁寧に行っても、まだ黄ばみなどが取り切れずに残るようでしたら、ぜひお気に入りの衣類をいためる前に、クリーニング専門店に依頼してみてください。経験豊富なプロのクリーニング技術で、黄ばみをキレイに落としてもらえます。
クリーニングのデアの宅配クリーニング
クリーニングのデアは、簡単なインターネットでのご注文から始まる3ステップでワンピース・シャツ・ブラウスなどの夏物衣料・トレンチコートやデニムジャケットなどの秋物の上着のクリーニングが完了します。
- 注文フォームを入力、注文する
- 弊社提携の佐川急便の集荷サービスで梱包した衣類を引き渡す
- クリーニングが終わるとご指定の住所へ発送。キレイになった衣類がお客様のお手元へ
サマードレス・ワンピースなどの色柄の鮮やかなおしゃれ着衣類、黄ばみの気になる白系・アイボリーのシャツ・ブラウスのシミ・汚れ落とし、大切にしているブランド物のトレンチコートや秋物ジャケットも、ぜひお任せください。
ご自宅での洗濯に悩む、「洗濯表示が洗濯不可能になっている」Not Wash(難洗)衣類でも、クリーニングのデアなら、さまざまな品物を取り扱った経験豊富なクリーニング職人が清潔にクリーニングして、お手元にお返しします。
(Not wash/難洗衣類とは:カシミヤ・アンゴラなどをはじめ、オイルドコート・オイルドジャケット、レザー部分があるジャケットや衣類・ファー付きの衣類、ビジューやビーズ、コサージュなど装飾が多くついたおしゃれ着・ステージ用衣装、その他、タグに洗濯不可能の表示がされている衣類)
デアのクリーニング工場では、綿・麻・ポリエステル・レーヨン・シルク・ウール・カシミヤなど、お洋服のそれぞれの素材に合ったクリーニング法を多種ご用意しておりますので、お預かりした大切な服をいためることなく黄ばみ・シミ・黒ずみ・汗汚れなどをキレイに除去することが可能です。
黄ばみ・シミのついた夏物おしゃれ衣料や、「自宅での洗濯や手入れが、ちょっと難しい…」と感じたトレンチコートや秋物の服があったら、クリーニングのデアにいつでもお声がけくださいませ。
デアのクリーニング歳時記 10月もお楽しみに。