デアでは、クリーニングだけでなく、ニットのお直しにも対応しています。
虫食いや引っかけで穴が空いてしまったニットも、状態に応じた方法で補修が可能です。
「もう着られないかも」と諦めてしまう前に、まずはご相談ください。
デアのニットお直しで対応できる内容
デアでは、穴が空いてしまったニットや、ほつれ・編み目の乱れが出てしまったニットのお直しに対応しています。
穴あき補修をはじめ、周囲の編み目を見ながら整えるかけはぎ（編み目を再現する補修）、切れてしまった糸をなじませる糸つぎなど、ダメージの状態に応じた方法を選択します。
ニットの素材や編み方、ダメージの出方によって、適した補修方法は異なります。
仕上がりや着用後の状態を考慮し、そのニットに合った方法でお直しを進めています。
袖が切れてしまったニットのお直し事例
刃物でカットしたかのように切れ目が入っています。
編み目が完全に切れているため、このまま着用を続けるとダメージは確実に広がります。
周囲の編み目や糸の状態を確認しながら、かけはぎで切れてしまった編み目を一目ずつ拾い直していきます。
元の編み方や糸の流れに合わせ、編み目の向き・間隔を揃えながら、一本ずつ糸を通していく地道な作業です。
ニットのしなやかな風合いを損なわないよう、力の加え方や糸の締め具合を細かく調整しながら作業を進めています。
切れていた部分が目立ちにくくなり、ここまで自然な状態に整いました。
穴が空いてしまったニットのお直し事例
はっきりとわかるくらい穴があいてしまっています。
このまま着用を続けるのは見た目が悪く、ダメージも広がってしまいます。
かけはぎで切れてしまった編み目を一目ずつ拾い直しました。
編み目の向きや間隔、糸の締め具合を細かく調整することで、どこに穴があったのかわかりにくい状態まで整えました。
ニットに出てしまった「ツレ」の補修事例
糸が一部引っ張られたことで、編み目の流れが乱れ、筋状のツレが出ている状態です。これもよくあるトラブルではないでしょうか。
穴は空いていなくてもダメージが目立つ状態で、ニット全体の印象が崩れ、着用時に違和感が出てしまいます。
ツレは見た目が悪いだけでなく、実は周辺の編み目にも影響しているため、放置すると負荷が広がってしまいます。
乱れていた編み目を一目ずつ整え、周囲の編み目と同じ流れになるよう調整しています。
引っ張られていた糸の張力を均等に戻すことで、どこがツレていたのかわからない状態まで仕上げました
ニットの穴やツレなど、気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
今回はニットのお直しをご紹介していますが、衣類の状態によっては、ニット以外のお直しや補修についてもご相談いただける場合があります。
「これは直せる？」という段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
