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マッキントッシュのゴム引きコートは家庭洗濯できない!プロのクリーニングで守る方法

イギリス発祥のブランド「マッキントッシュ」は、150年以上にわたりゴム引きコートを作り続けています。
天然ゴムを生地に圧着する独自の製法によって生まれたこのコートは、今もなお職人の手で一着ずつ仕立てられ、独特の質感と完全防水性で多くの愛好家を魅了しています。

ただ、高温多湿の日本では取り扱いに注意が必要で、お気に入りのマッキントッシュのゴム引きコートを「洗濯機で洗ったら縫い目が剥がれた」「乾燥機にかけたら白く変色してしまった」とトラブルになることも。

目次

マッキントッシュゴム引きコートは摩擦と湿気に弱い

ゴム引きコートは完全防水で風を通さない一方、湿気がこもりやすく、着用環境や保管方法によっては生地が変色したり、ゴムが劣化したりすることがあります。日常的なお手入れが難しく、クリーニングも非常に繊細なのです。

特に気をつけたいのは摩擦によるダメージです。ポケットや衿、ボタン周り、脇やひじなどは擦れやすく、表面が白く変化する「白化」が起こりやすい部分です。ポケットに手を入れるクセがある人は気をつけてくださいね。
さらに日本の高温多湿な気候では、ゴムの接着剤が弱まり、生地の浮きや剥がれが起こることもよくあります。デアにも防水テープ補修のご相談をよくいただきます。

家庭で洗うことで起こりやすいトラブル

ゴム引きコートの洗濯表示タグを確認すると家庭洗濯NGであることがわかります。家庭での自己流の洗濯とは相性が悪く、洗うことによって大きな劣化につながってしまうのです。

防水テープの剥がれ
生地を圧着している接着剤が水流や洗剤で溶けやすく、ゴムも劣化してしまいます。その結果、防水テープが剥がれてきてしまいます。

白化が起こる
摩擦や乾燥機の使用によって表面が白っぽくなる「白化」が発生することも。

こうしたトラブルは一度起こると修復が難しいため、家庭洗濯は避けて専門のクリーニングに任せるのが安心です。

ゴム引きコートの劣化を防ぐ!日常でできること

マッキントッシュのゴム引きコートは家庭での洗濯には向いていませんが、日常のちょっとした工夫で劣化を予防することは可能です。

着用後はすぐにクローゼットにしまうのではなく、ブラッシングでホコリを落とし、風通しの良い日陰で保管するのが基本です。
衿や袖口の汗や皮脂が気になったら、軽く洗剤を含ませたタオルで拭き、水拭きで仕上げましょう。これだけでも摩擦や酸化による変色を防ぎやすくなります。強くこすったり乾燥機にかけたりすると、逆にダメージを広げてしまうため注意が必要です。
普段から小さなケアを心がけることで、家庭で洗えないゴム引きコートも長く良い状態を保つことができます。

やってはいけないこととしては、「直射日光に干すこと」「スチームアイロンを当てること」「アルコール系クリーナーで拭き取ること」などがあります。
これらはコートの劣化を招きますので避けるようにしましょう。

マッキントッシュゴム引きコートのメンテナンスはプロが安心

白化の改善も可能です

マッキントッシュのゴム引きコートは家庭で無理に洗わず、経験豊富な専門のクリーニングに任せましょう。
デアでは、このデリケートなゴム引きコートの特性を知り尽くした職人が、一着ずつ丁寧に洗浄・補修を行っており、専用の工程で質感やフォルムを守りながら仕上げます。
大切な一着を守るために、まずはお気軽にご依頼ください。

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