インスタグラムで限定クーポン配布中! インスタはこちら

布団カバー、カーペット、クッションカバー。ファブリックを洗わないとどうなる?リスクと対応

ここ数年はもう毎年のように異常気象と言われていますが、今年はあっという間に梅雨が終わったと思ったら突然の猛暑、それから豪雨と不安定な気候が続いています。
雨が続くと気になるのが寝具、クッションカバー、カーペットなどの布製品を洗いにくいことではないでしょうか。

目次

布製品を洗わないとどうなるの?


一般衣類と違って寝具、クッションカバー、カーペットなどのファブリックはこまめに洗うことが難しいですよね。
大きな布製品なので洗っても乾きにくいですし、ベッドやクッションから外して、洗って、完全に乾かしてもとに戻して・・・と工程も長いため、いつものお洗濯よりも面倒に感じる方も多いと思います。

では、ファブリックを洗わないとどうなってしまうのでしょうか。

汚れが蓄積する


クッションカバーには食べこぼしや飲みこぼしが付着しやすいですし、寝具には私たちの汗や皮脂が毎日のようについてしまいます。
これらは洗濯をしないと落とすことはできません。

消臭スプレーを吹きかけることで匂いケアができていると感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、消臭スプレーでは臭い成分を分解することはできても汚れを分解することはできません。
逆に消臭スプレーを使いすぎてしまうと、成分がシミになってしまうこともあります。

汚れは放置するほど落ちにくくなりますので、快適に生活するためにもこまめなお洗濯は欠かせないメンテナンスです。

匂いがする

家の中でも匂いを出すものはたくさんありますよね。
料理の匂い、香水、柔軟剤、タバコ、生ごみなど、悪くない匂いもあれば避けたいものもあるかと思います。

布はとてもよく匂いを吸います。
窓との境界になっているカーテンは排気ガスや大気汚染物質もたっぷり吸っているかもしれません。

ひらひらとカーテンが揺れるたびに匂い物質を吸着して、室内に好ましくない匂いを巻き散らかしてると考えると今すぐ洗いたくなりませんか?

ダニの原因になります


ダニ(イエダニ)は5月頃から発生して6月~9月に大繁殖します。体長は0.7mmくらいと小さいので捕獲するのは非常に困難です。
ダニの被害で真っ先に思いつくのは、刺されてしまうことで耐えがたいかゆみがでてしまうことでしょう。
刺される場所は脇腹や太もも、脚の付け根などの柔らかい部分が多く、顔や腕はあまり刺しません。

また、同じくらい深刻なのがアレルギーの原因になってしまうことです。
布団やカーペットなどを長期間洗わずに使ってしまうと、ダニの死骸やフンが蓄積されてしまいます。
これらが呼吸によって体内に入りこみ身体が異物として認識してしまうことで、アレルギー反応が引き起こされてしまうのです。

花粉症であれば花粉が飛散する季節にだけ反応しますが、ダニは1年中家の中にいるので、年中アレルギー症状が出てしまう人もいます。

洗いたいのに洗えない!どうしたらいいの?

布製品を洗えない理由は2つあります。

理由1:洗濯不可になっている

ひとつはそもそも家庭洗濯不可のファブリックであること。

一般に市販されているクッションカバー、シーツ、敷きパッド、カーテンなどは洗濯可能であることが多いですが、気をつけたいのがソファーカバーです。
ソファーカバーは弾力のあるクッションにぴったり入るサイズに作られているので、洗濯で縮んでしまったらもとに戻すことができません。
そのため、洗濯不可になっていることがほとんどなのです。

ただ、実は洗濯表示が家庭洗濯不可になっていても、注意して洗えば自宅で洗える場合もあり、私はいつも自分で洗っています。
非常に高価なソファーカバーなど家庭洗濯が心配な場合は信頼できるクリーニング店に任せたほうが安心ですが、洗い方を知っておくだけでも便利なときもありますよ。

あわせて読みたい
水洗いでスッキリ!ドライマークのソファーカバーを洗濯機で洗う方法とは? ひと息つきたいときにソファーで体を休めるのは気持ちが良いものですが、外出先から帰宅してすぐの状態や、汗をかいたまま座ってしまうこともありますよね。 ソファーカ...

理由2:洗える環境が整っていない

もうひとつの理由は干す場所がないとか洗濯機に入らないなど、洗える環境が整っていないことです。
この場合は無理してご家庭で洗うことはおすすめしません。
特に毛足の長いカーペットやラグは水を吸うととても重くなるので、脱水ができないと干すのもの大変です。
無理しないでほしい!実際に自宅でラグを洗った私の体験談

自宅で洗うことが難しい場合に手軽な方法がコインランドリーです。
大型洗濯機でカーペットも丸洗いができますし、外が雨でも大型乾燥機でカラッと乾かせるのはとても気持ちが良いものです。
ご家庭の乾燥機はほとんどが電気を使っていますが、コインランドリーではガス式になっていて乾燥のスピードも早くフワッと仕上がります。

なお、ソファカバーは必ず自然乾燥にして下さい。素材の網目が粗いので乾燥機で乾燥するとほぼ縮みます。
フワッと仕上げたいときには、乾燥機で10分ほどタンブリングします。

ダニにも効果的!
コインランドリーの乾燥機の温度は60℃以上になり、機種によっては80℃近くまで温度が上がるものもあります。
カーペット、ラグ、布団などを乾燥機にかければダニを死滅させることができます。自宅に持ち帰ったらダニのフン、死骸などを除去する気持ちで丁寧に掃除機で吸いましょう。

クリーニングでまとめてスッキリ!

雨が続く、雪が降る、温度が上がらないなど洗濯に適さない日が続くことって年中ありますよね。
そんなときにはシーズンオフのファブリックや布団、カーペットをまとめてクリーニングしませんか?


たとえば布団であれば、デアは1枚ずつ個別で水洗いしますので、コインランドリーより徹底的に汚れを落とすことができます。水洗いの工程でダニ、フン、死骸も90%以上洗い流せます。
このとき使用する洗剤は合成洗剤ではなく天然の無添加せっけんなので、赤ちゃんや肌が弱い方にも安心です。

洗い上がった布団は120℃の高温で50分乾燥させます。残っているダニも死滅しますし、仕上げの吸引でしっかり除去するのでアレルゲンを残しません。

洗えるものは家庭洗濯で経済的に、洗えないものはコインランドリーやデアを活用して快適にお過ごし下さいね。

目次