ウェディングドレスは頻繁に着る物ではないからお手入れをするのは失敗しそうで不安ですよね。
高額な物ですし汚れも目立ちますから不安になるのは当然です。
そこでこの記事ではウェディングドレスのお手入れ方法について解説します。
- ウェディングドレスのおすすめブランド
- ウェディングドレスのお手入れや保管方法
- ウェディングドレスを自分でお手入れするデメリット
上記のことが知りたい方は最後までチェックしてくださいね。
ウェディングドレスブランドのおすすめ3選
ヴェラ・ウォン
出典:https://athingswhite.jp/i/IH233
ヴォーグのエディターやラルフローレンのデザインディレクターをしていたヴェラ・ウォンが立ち上げたブランドです。
ヴィクトリアベッカムやクリッシーテイゲンといった世界中のセレブ達のドレスを手掛け、上品で洗練されたデザインが世界中で人気です。
こだわり抜いたデザインは非常に手間がかかっており、正規店ではオーダー品しか取り扱いが無い程です。
繊細なデザインが故に自分で洗濯するのは不可能です。下手に洗濯すると傷を付けてしまうでしょうからクリーニングに出すことをおすすめします。
アントニオ・リーヴァ
出典:JUNO公式ホームページ
シルクを贅沢に使用してモードなデザインが人気のアントニオ・リーヴァ。
元々が建築家だった事もあって手掛けるドレスはシンプルでありながら立体的な美しいシルエットを演出しています。
また、きめ細やかな光沢を持つミカドシルクは別名King of シルクとも呼ばれ、高額な生地です。
シルクは美しい生地ですが摩擦に弱く、家庭で洗うのには不向きなので洗濯の際は必ずクリーニングに出すようにしてください。
キャロリーナ・へレラ
出典:トリートドレッシング公式
オスカー・デ・ラ・レンタと並んでアメリカを代表するデザイナーのキャロリーナ・ヘレラが自身の名前を冠にしたブランドです。
一見するとシンプルなデザインのウエディングドレスのように見えますが、大胆なテックを使用してダイナミックなシルエットを演出しています。
大統領夫人からも愛される程の美しいドレスは高級感があり、高級ブランドに相応しいデザインです。
ドレスにはフローラルジャガードなど細かい模様があるドレスが多いので、保管自体は吊って光に晒さないようにすればいいですが、洗濯自体は模様を傷めないようにクリーニングに出した方がいいでしょう。
オスカー・デ・ラ・レンタ
極上のシルクを使用してシンプルなデザインながら重厚な存在感を感じさせるドレスを多く販売するオスカー・デ・ラ・レンタ。
ファッション界の巨匠のひとりであるオスカー・デ・ラ・レンタ氏が作るデザインはその料金に違わない洗練されたデザインが特徴です。
シルクをメインに使用している分、お手入れに関しては非常にピーキーで形崩れや色落ちしやすいです。
お手入れ方法に自信のない方は使った後にすぐクリーニングに出した方がいいでしょう。
モニーク・ルイリエ
出典:https://start-wedding.com/brand/monique-lhuillier/
「エレガント・モダン・フェミニン」をテーマにしたモニーク・ルイリエ。
上記のテーマを実現する為に非常に手間のかかる繊細な刺繡を施しているデザインのドレスが特徴です。
そのデザイン性の評価はブランド立ち上げからわずか5年で多くのセレブ達に選ばれ、アメリカトップクラスのブランドへ駆けあがったことからもご理解いただけるでしょう。
その分、自分でお手入れをするには敷居が高く、ドレスショップですら一部の一流店でしか取り扱えないほどです。
ウェディングドレスのお手入れ&保管方法
ウエディングドレスは普通の洋服と違って基本は1回だけ着る物です。
従ってキレイな状態に保つ為には日々のお手入れよりも、購入後の保管方法の方が重要です。
ここでは購入後の保管方法に加えてシワができてしまった場合のお手入れ方法に加えて、娘ができた時に着せたい場合などの為に長期保管する方法について解説します。
高温多湿を避けてハンガーにかけて保管する
なぜならウエディングドレスの一番の敵はシワだからです。ウエディングドレスを購入後、手元に届いたら必ずハンガーにかけて保管するようにしましょう。
畳んでしまうとどうしても折り目が付いてしまいますし、保管場所によっては湿度が高くなるのでカビの危険性も考慮しなくてはなりません。
それらの問題を解消するにはハンガーをかけるのが効果的です。
ただし、直射日光や蛍光灯の下に晒した状態で保管すると色褪せなどの可能性も出てくるので、注意しましょう。
シワがあるならスチームを当てる
どんなに注意して保管してもシワができてしまうケースはあります。そんな時はスチームを当ててシワを伸ばすようにしましょう。
注意するべき点としてはいきなり表側にスチームを当てない事。いきなり表にスチームを当ててミスをしてしまったら目立つ部分にダメージが残ってしまいます。
最初は裏側にスチームを当てて問題ないようなら表にもかけてシワを伸ばしましょう。
畳まなくてはいけない場合はドレスを裏返す
海外婚などでどうしてもバッグの中に畳んでドレスを入れなければならない場合は裏返して畳むようにしましょう。
裏返して畳むことで表面の生地を保護することができます。
また、ドレスに刺繍やビーズと言った装飾品が付いている場合はティッシュペーパーなどでくるんでから畳むと生地を傷めずに持ち運べますよ。
式が終わったら必ずクリーニング店へ持ち込む
式が終わったら必ずクリーニング店に持ち込むようにしましょう。
着た後のドレスには汗が染み込んでいますからそのままにしておくと汗ジミなどが付いてしまいます。
特にジューンブライドで6月に結婚式を挙げた方はかなりの汗が染み込んでいると思った方がいいです。
日が経てば経つほどに汚れは落ちにくくなりますから結婚式から1週間以内にはクリーニングに出すようにしてください。
長期保管するなら畳んで保管&定期的にチェックをする
自分の娘にウエディングドレスを着せてあげたいと思って長期保管をするつもりなら畳んで保管するようにしましょう。
ハンガーで吊り下げて保管するのは短期間なら通気性も良くて良いのですが、長期保管となると肩ひもの部分などが伸びてしまうからです。
畳んで虫に喰われたりしないように防虫剤や湿気取りを一緒に入れて保管するようにしましょう。
また、定期的にチェックして黄ばみやカビが付いていないか確認することも重要です。
特に傷みやすい場所は脇と襟元の汗が染み込みやすい箇所とビーズなどの装飾品です。
長期保管は真空パックを利用しよう
娘にウェディングドレスを着せたいなどの理由で何年にも渡っての長期保管をするのであれば真空パックを利用しましょう。
衣類の黄ばみや痛み、変色は酸化が主な原因です。言い換えれば酸素が無い状態で保管できれば劣化の心配がありません。
真空パックは酸素を抜いた状態で保管できるので、10年以上もそのままの状態で保管できます。
また、クリーニングのデアで使用する真空パックは強化ガラス繊維を使用しているので、プラスチックビニールのように経年劣化で空気が抜けたりする心配がありません。
それに紫外線カット機能も付いてるので紫外線ダメージによる劣化もありません。
メンテナンスの手間をかけずに長期保管をしたい方は必ず真空パックを利用するようにしましょう。
ウェディングのお手入れをする際のデメリット
汚れの種類が豊富で洗いにくい
使った後のウェディングドレスは色々な汚れが付いているのでとにかく洗いにくいです。
汗ジミ、油性のファンデーション、床をひきずるトレーンについた汚れetc…。
水溶性の汚れだけならいいですが、油性の汚れは落ちにくいので洗い分ける必要があるので非常に面倒です。
面積が広いので水洗いが難しい
ウエディングドレスは普通のドレスよりも面積が広いので汚れのチェックが大変です。
ドレスに装飾品が施されていたら取れていないかチェックが必要ですし、どこに汚れがあるのかをチェックすること自体も時間がかかります。
隅々までチェックして、「ここは水性用の洗剤、こっちは油性の洗剤」と使い分けなければならないのでチェックするだけでも相当な手間です。
ウェディングドレスのクリーニングはアットデアへ
他の衣類と比べてウェディングドレスのお手入れは非常に手間がかかります。
従ってお手入れをするならプロのクリーニングにお任せしてして、自分は定期的なチェックだけするのがおすすめです。
アットデアではウェディングドレスを着る前の状態にまできれいにする為に以下のクリーニング方法を用いています。
完全な手洗いと特殊な染み抜き
アットデアではしつこい汚れを落とすために手洗いを行い、シミになりやすい油性ファンデーション部分には特殊な染み抜きを行います。
その為、自分で洗う際には難しかった汚れに応じた洗い分けを行う必要がありません。
それに取れやすい装飾品が取れてしまうこともないので安心して任せることができます。
自分で洗ったらまだ汚れが落ちていなかったなんてこともありますが、プロに任せればドレスを着る前と同じ状態に戻してくれますよ。
ベールや小物のみのオーダーも可能
出典:https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/dress/small-articles/08/
ウエディングドレス以外にもベールや小物のみだけクリーニングにお任せすることができます。
ウェディングドレスは自分で洗うというこだわりを持つ方も気軽にオーダーできます。
また、タキシードのオーダーも可能なので男性の方もオーダー可能です。
アイロン仕上げのみも可能
シワだけ取りたいという方はアイロン仕上げのオーダーをするといいでしょう。
購入して慎重にウェディングドレスを保管していてもシワができてしまうケースはあります。
そんな場合に少しでも失敗したくないという思いがあるのでしたらアットデアに任せて確実にシワを取るのがおすすめです。
式場にまで引き取りに来てくれる&お届け場所の指定が可能
式場にまで使ったウェディングドレスを引き取りに来てくれます。
結婚式後はとにかく荷物がかさばりがちになって少しでも持って帰る荷物は減らしたい所です。
アットデアでは式場までドレスを取りに来てくれるので少し荷物を減らして帰宅することができますよ。
また、お届けの場所も指定可能で自宅以外にもレンタル倉庫を借りているという方はそちらで引き取って保管するのもいいでしょう。
ウェディングを長持ちさせたいならクリーニングに出そう
ウェディングドレスは汚れが目立つうえに洗いにくい特徴を持つドレスですが、長持ちをさせるためにはお手入れは必要です。
しかし、普通の洋服のように頻繁に着る物ではないので球のお手入れはクリーニングに任せることをおすすめしますよ。