【絨毯のダニ対策ならコレ】市販グッズと防ダニ加工で快適に

ゴロゴロと気兼ねなく、寝そべることのできる絨毯はいいですよね。

デアの絨毯クリーニングを行うと、それまでいたダニを一掃することができます。
そのまま、ずっとダニを気にせず、生活できたらいいのですが、ご存じの通り、ダニがいるのは絨毯だけではありません。

お布団やソファ、クッション、ぬいぐるみにまでダニは潜んでいます。
屋外にも生息しています。
そのため、どんなに駆除しても、知らないうちに、また絨毯やカーペットにたどり着いてしまうかも。

ここでは、クリーニング後の絨毯や、購入したばかりのラグなどにダニを増やさない対策として、デアで行っている防ダニ加工や、市販のダニ対策グッズについてご紹介いたします。
便利なサービスやグッズを使って、ダニを気にしなくてもよい快適な暮らしを送りましょう。

目次

ダニを増やさないためにできること

ダニを徹底駆除するには、ダニを死滅させ、死骸やフンを完全除去することが必要です。
そして、駆除後は、ダニが増えないように注意します。

ダニが好む環境はこの3つ。以下3つの条件を揃えないように、注意するとダニの増殖を抑えられます。

①温度 20℃~30℃
②湿度 60%以上
③豊富な餌
(人やペットから出る皮脂やフケ、ホコリ、カビ、食べ残しのカス等)

生活していく中で、温度、湿度に気をつけつつ、日々の掃除機がけを行いましょう。

絨毯やカーペット内の湿度を下げることができる天日干しも、おススメです。
そうはいっても、絨毯やラグの大きさによっては、天日干しすることは、なかなか難しいですよね。
部屋の換気をしたり、絨毯の片側を半分めくるなどして、床と絨毯・カーペットの間に風を通すようにすると良いでしょう。

絨毯のダニが気になるときは、掃除や換気に加えて、市販のダニ対策グッズを併用したり、クリーニングに防ダニ加工をプラスすることで、管理が楽になりますよ。

ダニの特徴やダニアレルギーについては【ダニ徹底駆除】アレルギーを防ぐ!布団のダニ対策も参考にしてくださいませ。

市販のダニ対策グッズ

市販品を上手く利用すれば、比較的費用がかからずに、ダニ対策が行えます。
ダニ対策というと、ダニを殺すもの、よせつけないもの、ダニを集めて駆除するものなど各社いろんな商品が出ています。

ダニ対策スプレー

手軽にドラッグストアなどで購入できるものといえば、ダニ対策スプレーですね。
絨毯やカーペットに、スプレーするだけでダニ対策が行える優れものです。

一般的に販売されているスプレーというと、効果別に、3タイプ。
ダニを殺虫するタイプと、ダニ忌避タイプ、その両方を兼ね備えた、ダニ退治・忌避タイプがあります。
忌避タイプというのは、ダニの嫌がるニオイ等でダニをよせつけない効果をもつものです。

殺虫タイプやダニ退治・忌避タイプに含まれるダニを殺す有効成分は、フェノトリン(ピレスロイド系)。
天然素材の殺虫成分として紹介されているものは、除虫菊から抽出されたピレトリンになります。
ピレスロイドとはピレトリンに似た化合物という意味。

どちらも即効性のある殺虫成分ではありますが、哺乳動物や人には毒性は低いと言われています。

注意点としては、人には毒性は低くても、水性動物などに毒性が認められています。
鯉、金魚等の魚類、かえるなどの両生類、その他カブトムシ、クワガタなどのペットとして飼っている昆虫類の側で使用することはできません。

安全性が高いといっても、毒性が少しでもあるものは・・・

参考までに、殺虫タイプではなく、忌避タイプである市販のダニよけスプレーの製品注意書きを書きだしてみます。

ダニよけスプレーの製品注意書き

・皮膚、飲食物、食器、子供のおもちゃ、観賞魚・小鳥などのペット類、飼料、観賞植物にかからないようにすること。

・噴霧中は室内を開放して、噴霧する人以外の入室を避け、噴霧後は室内をじゅうぶん換気してから入室すること。

・薬剤が皮膚についたときは、石けんを用いてよく洗うこと。

・処理後は乳幼児が薬剤をなめないように注意し、薬剤が乾くまで這わないよう注意すること。
また、ふとん、まくら、ぬいぐるみ、クッションについても処理面がじゅうぶんに乾いてから使用すること。

・アレルギーやかぶれを起こしやすい体質の人は、薬剤に触れたり、吸い込んだりしないようにすること。

・防ダニ効果は約1ヶ月間

忌避タイプの中には、化学殺虫成分不使用で、ダニの嫌がる天然アロマを配合したダニよけスプレーもあります。
アロマを利用したスプレーの中には「乳幼児がはい回ったりなめたりしても大丈夫」との表記してあるものもありました。
安全性は大事ですよね。

ダニとりシート

最近見かけるようになったダニを集めるシート。
ダニが好むニオイでダニを誘引し、シートに捕獲します。
集めたダニは強力粘着シートにくっついて出られないようにすることで駆除できます。

化学殺虫成分をつかうことなく、ダニを減らすことができる点が注目されています。
約3ヶ月で交換。
既にダニが増えつつある絨毯やカーペットに設置するのに適しているかもしれません。

市販グッズでのダニ対策は作業が大変

ダニとりシートを設置するくらいなら、大した手間ではないのですが、増えていくダニに対して、速攻性を求めたり、積極的に駆除していきたいと思ったら、ダニ対策スプレーなどを利用することになります。

しかし、大きな絨毯やラグ、カーペット全体にスプレーする作業は、思った以上に大変。

換気しながら、カーペット全体にスプレー。
スプレー後は、少しべたべたしてしまうため、完全に乾かす。

これだけのことではあるんですが、効果を最大限にだしたいと思えば、作業前にはしっかりとお掃除しますよね。
小さなお子様がいらっしゃる方やペットと暮らす方にとっては、念のためスプレーをする前に移動させておきたいものもあるでしょう。
ペットや子供がスプレーしたばかりの部屋に入らないように防護策も考えなければなりません。
さらには、

  • 作業中の子供はどうするか?
  • そもそも、どのくらいの時間で乾くのか?
  • 本当にかぶれないか?
  • 作業に適した換気しやすい天気の良い日はいつなのか?

など気になることはたくさん。

少し面倒くさそう・・・

しかも、市販のダニ対策スプレーの効果は、約1ヶ月から1ヶ月半程度。
毎月これらの作業を行うとなると、エネルギーが必要です。

デアの防ダニ加工

クリーニングのデアなら防ダニ加工も行っています。
しかも、その効果は、使用環境にもよりますが、半年から1年。
年に一度のクリーニングに合わせて、防ダニ加工もしておけば、絨毯のダニ対策は完了です。

▲デアの防ダニ加工なら、絨毯全体にしっかりと防ダニ加工を行うことができます。

アレルギーの原因として挙げられるダニ。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、通年性鼻炎を引き起こす原因と言われるチリダニは、家の中に居るダニの7割を占めているといわれています。
このアレルギー疾患を引き起こす元凶であるチリダニを最も効果的に駆除できるのが、デアの防ダニ加工。

化粧品原料基準または食品添加物公定書に記載されている薬剤から作った忌避成分を使っているから、肌にも優しく、ほぼ無臭です。
安全性を最優先しているため効果は穏やかになりますが、それでも1度防ダニ加工を施せば半年~1年くらいは、ダニを寄せつけず、増殖を防ぎます。
※防ダニ加工の有効期間は使用環境により異なります。

絨毯クリーニングの時に防ダニ加工をプラスするだけで、手間なく、安心・安全、クリーニング後の気持ち良い状態がつづきます。
ぜひ定期的なクリーニングと合わせてご利用ください。

まとめ

ダニのフン由来のダニアレルゲンは水に溶けやすいため、絨毯やカーペットの水洗いは、ダニアレルゲンの除去に非常に効果的です。
デアのクリーニングのように絨毯を丸洗いすれば、8割除去できると言われています。

また、ダニが死滅する60℃以上の乾燥、吸引力の強いカーペットクリーナーで仕上げを行っていることで、ダニを徹底退治。

ダニが増えないようコントロールしつつ、定期的にクリーニングを行えば、ダニアレルギーを抑えて快適な絨毯生活を楽しむことができます。

手間をかけずに、ダニ対策をするなら、クリーニングと一緒に防ダニ加工をご利用ください。

もし、自分でダニをなんとかしよう!とお考えなら、月1回くらいで市販のダニよけスプレーもいいかもしれません。
即効性があり、ダニ対策にかかるコストを抑えることができますよ。
ダニが爆発的に増え始める梅雨時などは、ダニとりシートも併用するといいですね。

ダニ対策は、ダニがいなくなったクリーニング直後が一番効果的。
クリーニングと合わせて依頼しておけば、手間も時間もかかりません。
ダニのいないお気に入りのラグで、ゴロゴロしちゃいましょ。

▲クリーニング後の絨毯も一点一点、仕上がりを確認しています。

デアの絨毯クリーニングの詳しい様子については、大量の水で洗うペルシャ絨毯の洗い方・クリーニングもご覧くださいませ。

また、絨毯をご自宅で洗ったり、コインランドリーへ持ち込むか検討中のお客様は、絨毯・カーペットの洗い方|自宅・コインランドリーで洗濯できる?クリーニングの方がいいの?の記事もご参考になさってください。

目次