デアのクリーニング歳時記
8月 掛け布団・敷き布団・毛布・枕などの寝具
厳しい暑さの8月。昼間炎天下のなか歩けば、すぐに熱中症になってしまいそうなほど毎日暑くて、設定温度を低くしてクーラーをフル稼働させても夜は寝苦しい。
うんざりするほど暑いこの時期は、寝るときに必要な寝具は、タオルケットや薄い肌掛け布団があればじゅうぶん。
厚い布団が必要ないこの時期こそ、掛け布団・敷き布団・毛布・枕などの寝具をしっかり手入れしておきましょう!
寒い時期や春先に布団を手入れしたりクリーニングに出したりしてしまえば、運悪く寒の戻りが来てしまい、薄い布団しか手元になくて風邪を引いてしまった!なんてことになりかねません。
布団をクリーニングに出すにも、タイミングに悩まなくていいですし、自宅で布団の手入れや洗濯をするのにも適しているのが8月です。
自宅で洗った場合、濡れた布団を乾かすのが一苦労ですが、晴れた真夏の日は分厚い布団を洗濯しても、外に干せば短時間で乾きやすい時期だからです。
さあ、それでは具体的にどのように手入れをするかを見ていきましょう。
まずは、そもそも今現在使っている布団を、自宅で洗ったり手入れができるのかについてチェックしておきましょう。
【自宅で洗えない布団・寝具類】
まずは布団や毛布の端についているタグをチェックしましょう。
タグに表示されている洗濯表示を確認するためです。(2016年に、洗濯表示は新規定のマークに変更されました。お使いの布団が旧規定のマーク表示の可能性もありますので、新旧両方チェックしてみてください。)
自宅では洗えないのが、「ドライクリーニング表示」のあるもの・「洗濯禁止の表示」のあるものです。
ドライクリーニング表示
新表示
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旧表示
ドライクリーニング表示がある布団・毛布の洗濯・クリーニングは、布団クリーニング専門店に依頼しましょう。
それから、布団・毛布にドライクリーニングのマーク表示があったとしても、布団クリーニング専門店でのクリーニング方法は「水洗い」を選ぶことをおすすめします。
布団についている汚れは大部分がヒトの汗・唾液など、水溶性の汚れです。ドライクリーニングは石油系の溶剤を使用したクリーニング法ですが、油溶性の汚れ落ちは良い一方、水溶性の汚れを落とす効果は弱いのです。
ドライクリーニングではヒトの汗・唾液などの水溶性の汚れを満足に落とすことができませんので、布団クリーニング専門店での「水洗い」をおすすめします。(通常のクリーニング店に、クリーニング法を指定せずにドライクリーニング表示のある布団を出すと、ドライクリーニングでクリーニングされてしまうので、「布団水洗い希望」と伝えておくと良いでしょう。)
洗濯禁止の表示
新表示
旧表示
洗濯禁止のマークがある布団・毛布などは、「家庭やコインランドリーでの洗濯はまず不可能」という意味です。
自宅では絶対に洗濯をせず、布団を扱う布団クリーニング専門店に依頼しましょう。
そのほか、羊毛の毛布・布団は注意が必要です。非常に縮みやすい性質があるので、洗濯機や乾燥機などのマシン使用は禁止です。
それから敷布団も注意が必要。内容物が洗濯によってかたよりやすいので、洗濯機は使用できません。
羊毛の毛布・布団、敷布団を手入れしたいときは、布団クリーニング専門店を活用してクリーニングをしてもらうのが一番安心です。【自宅で洗える布団・寝具類】
逆に、自宅で洗ったり、手入れをすることができる布団はどのようなものでしょう。自宅で洗濯できるのが「洗濯機マークの表示」があるもの・「手洗いマークの表示」がある布団・寝具類です。
洗濯機マークの表示
新表示
旧表示
この洗濯表示は、40℃までのぬるま湯で、洗濯機を使って弱い洗濯処理ができるという表示です。
手洗いマークの表示
新表示
旧表示
この洗濯表示は、40℃までのぬるま湯で、手洗いによる洗濯ができるという表示です。
以上に例を挙げたようなマークのある布団・毛布・寝具類であれば、上手に洗濯処理をすれば家庭でも布団を洗うことができます。(寝具に上記のマーク表示があっても、いろいろな理由で家庭での洗濯処理を失敗することはあり得ますので、慎重に行いましょう。)
使っているのが上質で繊細な素材の高級布団である場合や、厚みのある羽毛布団や大きなマットレス、重い毛布など、家庭での取り扱いに少しでも不安があるならば、布団クリーニング専門店でのクリーニングもぜひ活用しましょう。
布団クリーニング専門店によっては、さまざまなこだわりを徹底し、クオリティの高い布団クリーニングを行ってくれる店もあります。
例えば、人体への害が心配な合成洗剤を使わず、天然植物油脂から作られた100%天然の石けんで布団クリーニングを行うことや、汚れ落としに最適なマイナスイオン水を自社工場設備で醸成しクリーニングに使用したり、ジェット水流方式という布団の内部の綿までキレイに洗浄できる布団クリーニング法で洗ってもらえる、ということも。
家庭ではできないプロフェッショナルのクリーニング技術と、一流の工場設備でしっかりと布団をキレイにしてもらえます。
布団についた生きたダニ・ダニの死骸、雑菌なども家庭での洗濯では除去しきれませんが、布団クリーニング専門店ならば、極めて高いダニ・雑菌除去率を実現できます。(ジェット水流で物理的にダニを除去でき、布団専用乾燥室で適度な熱にさらすことも非常にダニ・雑菌除去に有効なため)
自宅で取り扱いの難しいもの、特に清潔にしたい布団・毛布・寝具類は、布団クリーニング専門店に依頼しましょう。
どうしても布団クリーニング専門店に依頼することができない場合は、かなり大掛かりな作業にはなりますが、自宅で布団を洗濯・手入れしてみましょう。
【自宅での布団・毛布・寝具類の洗濯のやり方 洗濯機での布団の洗い方
】
洗濯表示をきちんとチェックし、洗濯機で洗えるようならば以下のように洗濯をしてみてください。洗濯洗剤は、溶け残らないようしっかり粉洗剤を溶かすか、中性のおしゃれ着専用液体洗剤など素材に優しいタイプの液体洗剤を使用してください。
一度に洗濯する枚数は欲張らずに少な目(1 枚~2 枚)で、大型洗濯ネットがあればそれに布団を入れて、洗濯機のモードは「大物洗い」や「毛布洗い」を選択してスイッチを入れてください。
洗い終わったら、風通しの良い晴れた屋外で、なるべく風にあたりやすい形に広げて干します。 二本の物干し竿に布団をまたがせて干すようにすると早く乾きます。
羽毛布団・掛け布団の仕上がりを良くしたい場合は、8割ほど乾いた段階でコインランドリーに持ち込みましょう。
コインランドリーのドラム式乾燥機で羽毛布団・掛け布団を20分ほどタンブリングすると、中の羽毛・中綿がふっくらとして、布団がふかふかに仕上がります。タンブリングをすることで羽毛・中綿の偏りも解消されて、布団の中までしっかりと乾きますので、仕上げにこのひと手間をプラスしてみてください。
(羊毛布団や敷布団など、洗濯機使用ができない布団はドラム式乾燥機使用も適しませんので、ご注意ください。羽毛布団・掛け布団・化繊毛布などはOKです)【自宅での布団・毛布・寝具類の洗濯のやり方 洗濯機不使用の洗い方】
洗濯機では洗えない布団・毛布・寝具類の場合は、自宅の浴槽を使って洗濯しましょう。
30度ほどのぬるま湯を浴槽にためます。布団がしっかりとつかり、踏み洗いがしやすいよう、ぬるま湯の量は浴槽の半分ほどで OK。
洗濯洗剤(溶けやすい液体のおしゃれ着専用中性洗剤など)をぬるま湯に良く溶かします。
布団・毛布・寝具を、手で押し洗いしたり、足で踏んでしっかりと踏み洗いをします。
2回ほどぬるま湯を交換し、浴槽の中で踏み洗いしながらすすぎます。ぬるま湯を抜いた浴槽のフチに布団をかけて、放置して自然に脱水させます。1 時間半ほど放置し、可能な限り絞ったりもんだりして大まかに水を抜きます。
風通しの良い屋外に干します。
羽毛の布団の場合、天日干しはいたむもとなので陰干しをおすすめします。
完全に乾くまでは 2~3日必要なので、様子を見ながら、夜は屋内に入れたりしてしっかりと乾かします。
8月の夏真っ盛り、布団をきちんと手入れしておけば、いつ秋が来ても安心です。地方によっては9月に入ると急に涼しくなりますので、寝具の手入れは真夏にきちんと、を毎年の習慣にしましょうね。
クリーニングのデアの宅配布団クリーニング
クリーニングのデアは、簡単なインターネットでのご注文から始まる3ステップで掛け布団・敷き布団・毛布・枕などの寝具のクリーニングが完了します。
- 注文フォームを入力、注文する
- 弊社提携の佐川急便の集荷サービスで梱包した布団・毛布・寝具類を引き渡す
- クリーニングが終わるとご指定の住所へ発送。キレイになった布団・毛布・寝具類がお客様のお手元へ
デアの布団・毛布・寝具類のクリーニングは、人体に安全な天然油脂を原料として作られた100%天然石けんを使ってクリーニングを行います。
合成洗剤は布団クリーニングに使いませんので、赤ちゃん用のベビー布団やお子様のジュニア布団も安心してお任せくださいませ。
デアの布団・毛布・枕・子供布団クリーニングは、工場で精製したマイナスイオン水をジェット噴射し、布団内部の羽毛や中綿まで効率的にしっかりと洗い上げる「ジェット水流方式」を採用しております。
「ジェット水流方式」の布団クリーニングには、ご家庭での寝具類の洗濯では実現できないほどの、ダニ・雑菌を確実に除去する優れた効果があります。
ぜひプロフェッショナルのクリーニング師の一流の宅配布団クリーニングを、あなたの掛け布団・敷き布団・毛布・枕でお試しください。デアのクリーニング歳時記 9月もお楽しみに。