デアのクリーニング歳時記
5月 家の各部屋の窓のカーテン
どんどん気温も上昇し、湿度も低くさわやかな初夏が始まりました。窓から入って家を通り抜ける風も心地よい、新緑のシーズンです。
5月は、じめじめとした雨続きの梅雨の季節が来る前なので、しばらく洗っていなかったカーテンを手入れしておくのに最適な時期。
家庭でもカーテンの手入れをしやすいシーズンと言えます。
しかし、冬・春のあいだにカーテンに結露がつき、カーテンの生地にカビがはえたり、大きなシミになってしまったら、家庭では対処が難しいので、クリーニング専門店に依頼してカーテンクリーニングをしてもらうことをおすすめします。
自宅で洗剤や漂白剤を使って、カーテンのシミ抜きやカビ取りを行うのはとても難しい作業です。
家庭での処理に失敗してカーテンの生地がいたんでしまったり、色が抜けてしまったというケースも多く聞きます。
黒くなってしまったカビは、クリーニング専門店でもキレイに除去することは出来ませんので、カビはついたらすぐに自宅で洗うか、一刻も早くクリーニング専門店に依頼しましょう。
カーテンのシミ抜き・カビ取りは、プロの技術者であるクリーニング師さえ慎重に生地の状態を見ながら時間をかけて行う処理なので、安易に家庭で試みるのはあまりおすすめできません。
写真はクリーニング専門店のクリーニング師による厚地の遮光カーテンのカビ・シミ取りのビフォー・アフターです。
表地・裏地がカビ取り処理によっていたんでしまうことがないように、段階的に洗剤と漂白剤を使い分け、時間をかけて処理を行った例です。
カビ取り・シミ抜きなど難しい処理は、クリーニング専門店に依頼してクリーニングしてもらうのが安心です。
5月になった段階でカビも目立ったシミもない場合は、しばらく洗っていなかった間についたホコリ・汚れをキレイにするために、カーテンを自宅の洗濯機で丸洗いしてしまいましょう。
【湿度の低い5月のうちにしておきたい、家庭でのカーテン洗濯の方法】
まずは、カーテンのタグをチェックしましょう。タグが付いている場合はカーテンの素材が記載されています。
カーテンの生地の素材がポリエステルならば、家庭でのカーテン洗濯をすることが可能です。
しかし、カーテンの素材がポリエステルではなく、綿・麻・レーヨン・アクリルなどのカーテン生地だった場合は家庭での洗濯は難しいと言えます。
家庭でカーテンの洗濯処理をして失敗し、最悪の場合はカーテン生地が縮んだり、いたんで生地の風合いが変化してしまったりしてカーテンが使えなくなることもありえます。綿・麻・レーヨン・アクリル素材のカーテンだった場合はカーテンクリーニング専門店に依頼を。
ポリエステルの素材のカーテンであった場合は家庭での洗濯ができます。
まずはカーテン上部につけられたフックを取り外していきましょう。
洗濯機にカーテンを入れます。大きな窓用のカーテンなどは、洗濯機の容量に余裕を持って、一度に入れるのは1~3枚くらいまでにしておきましょう。
洗濯槽の容量に対して多すぎる枚数のカーテンを入れてしまうと、洗濯機をまわした際、カーテンをいためてしまう原因になります。
洗剤は衣類用の液体おしゃれ着洗剤がおすすめです。粉洗剤のように溶け残ることもなく、カーテン生地にもやさしいので、液体のおしゃれ着洗剤はカーテン洗濯に最適です。
モード選択できる洗濯機ならば、「おしゃれ着洗い」を選択し、脱水は1分のみに設定してスイッチを入れましょう。
レースカーテンの場合は厚地のカーテンよりさらに繊細でいたみやすいので、脱水は30秒に設定しておきましょう。
洗濯機で洗い終わったら、取り外したカーテンのフックを取りつけて、そのまま部屋のカーテンレールにカーテンを吊るし、干します。
湿度の低い5月ならば、窓を少しあけておくだけですぐにカーテンが乾きます。
5月にカーテンの洗濯・手入れをおすすめする一番の理由はここなのです。
乾燥機にかけたら、カーテンが縮んでしまったり、乾燥機の熱でいたんでしまうことも。一番簡単で、最適なカーテンの乾燥方法が、この「部屋のカーテンレールに吊るしての自然乾燥」なのです。
脱水したあと、濡れたままのカーテンの重みで、吊るすだけで自然にカーテンのしわものびていくので、しわのばしの手間もはぶけます。
湿度の高い6月に入ってしまったら、カーテン洗濯をして自然乾燥させようとしてもなかなかうまく乾かず、部屋中の湿度がさらにあがってしまって家がカビだらけに…という事態にもなりかねません。
さわやかな5月のうちに、カーテンの洗濯・カーテンクリーニングは済ませておきましょう!
クリーニングのデアの宅配カーテンクリーニング
クリーニングのデアは、簡単なインターネットでのご注文から始まる3ステップでカーテンのクリーニングが完了します。
- 注文フォームを入力、注文する
- 弊社提携の佐川急便の集荷サービスで梱包したカーテンを引き渡す
- クリーニングが終わるとご指定の住所へ発送。キレイになったカーテンがお客様のお手元へ
ニオイやほこりっぽさが気になるカーテン、結露が原因でカビがついてしまったカーテン、シミができてしまったカーテンも、清潔にクリーニングさせていただきます。
レースカーテン、特殊レースカーテン(装飾付きなど)、薄手カーテン、シルクカーテンなどのクリーニングもお取り扱いがございます。
経験豊富なカーテンクリーニング職人が担当し、素材の特性に合ったカーテンクリーニングをご提供させていただきますので、ぜひ私どもデアにお部屋のカーテンの洗濯・クリーニングはお任せくださいませ。
デアのクリーニング歳時記 6月もお楽しみに。