クリーニング歳時記 3月(弥生)

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デアのクリーニング歳時記

3月 ビジネスバッグ・通勤用バッグ・通学用バッグ

春から新しい職場に異動になるひと、また、新社会人として就職するひと、大学生活が始まるひと、何も変わりなく同じ職場で引き続き働くひとも、3月は持っているバッグ・鞄の手入れをしておきましょう。

これから始まる新生活で使うバッグは、特にキレイにしておくべきです。

バッグ・鞄にもいろいろな素材があります。素材別に、家庭でのバッグの手入れ方法を見てみましょう。

【牛革のバッグの手入れ】
普段から使用後にはできる限り、柔らかい綿などの布でから拭きを行っておきましょう。
雨に濡れてしまったときも、すぐに水分を拭きましょう。乾いた柔らかい布で叩くように水分・湿気を拭き取ります。(スウェードは特に雨ジミになりやすいので、注意しましょう。)
表面についたホコリや、ヒトの皮脂汚れなどは、バッグ使用後のから拭きだけでも、ある程度落とせます。

革製品専用ブラシを使ってブラッシングをすることも有効です。持ち手の部分や溝の部分に入り込んだ軽い汚れも除去することができます。(スムースレザーは、ブラシでブラッシングする手入れ法は適しませんので、ご注意ください。)
購入したばかりの時に比べて、バッグの牛革がカサカサと乾燥してきたら、革のひび割れが起きやすく、傷もつきやすくなります。

そういう時は革用の手入れオイルを使ってケアしましょう。
柔らかいスポンジに1円玉のコインほどの量のオイルをつけて、バッグの牛革にクルクルと円を描くように塗ります。

布にベタッとオイルをつけてバッグに塗ってしまうと、革に染み込んでしまってしみになることもありますので、布ではなく柔らかいスポンジでオイルを塗ることをおすすめします。スポンジならバッグにオイルを均一に塗ることが出来ます。

少量のオイルを手早く、バッグ全体に均一に塗ることを心掛けて行いましょう。

牛革のバッグに大きな傷がついてしまっていたり、革がひびわれたりすり切れていたり、大きな汚れやシミがついてしまっていたら、バッグクリーニング&修理専門店に依頼して手入れをプロにやってもらいましょう。

傷やひびわれ、シミは家庭での手入れでは改善が見込めないので、上手にバッグクリーニング&修理専門店も活用しましょう。

写真はバッグクリーニング&修理専門店でのバッグ修復。リカラーという修復技術になります。
(リカラーとは:傷・シミ・すり切れ・汚れの部位に、バッグの色味と同じ色の染料・顔料で色をつけ、傷・シミ・すり切れ・汚れを目立たなくさせるバッグ修復技術。革製品のみでなく、キャンバス地のバッグなどもリカラー技術で修復できる。)

【ナイロン製・布製のバッグの手入れ】
最初に乾いた布や使い古しの歯ブラシなどで、バッグの表面についた汚れを落としておきます。ホコリやチリや砂をから拭きで落とし、持ち手など細かい部位は歯ブラシでブラッシングします。

大まかな汚れが取れたら、容器に水とおしゃれ着用の液体洗剤を入れて混ぜておきます。水7割・おしゃれ着用液体洗剤3割くらいでいいでしょう。

その溶液を柔らかい布にしみこませて、よくしぼってからバッグを拭きます。
バッグの生地の表面をポンポンとたたくように拭きます。持ち手やカドの部分など、黒ずんだり汚れがつきやすいところも溶液をつけ足したりしながら、丁寧に拭いていきます。

次に、水のみで濡らしてよくしぼった布で、バッグの生地全体をやさしく拭きます。こちらもポンポンとバッグ全体をやさしくたたくように拭き、おしゃれ着用洗剤の成分や浮き出た汚れを取り去るイメージで丁寧に拭きます。
最後に日陰や風通しの良い屋内で陰干しし、湿り気をとって終了です。

【合成皮革のバッグの手入れ】
ナイロン製・布製バッグとほぼ同じです。
まず使い古しの歯ブラシで細かい汚れを取り去ります。そのあとは水で薄めたおしゃれ着用洗剤の溶剤を浸した柔らかい布で叩くように拭き、汚れを浮かします。
次に水のみで濡らした布で、やさしくたたくように拭いて、バッグに残ったおしゃれ着用洗剤や汚れを拭き取ります。
乾いた布でさっとバッグ表面の湿り気をふき取ってから、風通しの良い日陰で陰干しをします。

クリーニングのデアの宅配バッグクリーニング

クリーニングのデアは、簡単なインターネットでのご注文から始まる3ステップでビジネスバッグ・通勤用バッグ・通学用バッグのクリーニングが完了します。

  1. 注文フォームを入力、注文する
  2. 弊社提携の佐川急便の集荷サービスで梱包したバッグを引き渡す
  3. クリーニングが終わるとご指定の住所へ発送。キレイになったバッグがお客様のお手元へ

いたみの気になるビジネスバッグ・汚れてしまったりキズがついてしまった通勤用バッグ・学業や部活に酷使している通学用バッグ、有名ブランド品のおしゃれな高級バッグなども、ぜひお任せください。

あなたの大切にしているバッグを、バッグ製造技術者の超一流のバッグクリーニングで清潔にクリーニングし、高度な技術で行う各種バッグ修理でキレイに修復いたします。

バッグ外側・内側クリーニングはもちろんのこと、バッグのシミや汚れを目立たなくするリカラーや色替え、カビ取り処理やボロボロになってきてしまったバッグの持ち手交換など各種の修理メニューのご用意があります。

いつでもインターネットより、バッグクリーニング&修理をクリーニングのデアにお申し付けください。

デアのクリーニング歳時記 4月もお楽しみに。

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