子育て生活のリアルな実情&洗濯もの事情とは
実際に子育てをやってみないと、母親&父親になるということの本当の意味はなかなかわかりません。
子供が生まれるまでは、バラ色の絵に描いたような幸せな子育て家庭の想像をしていたというひともいるでしょうが、しょせんそれは想像上だけのもの。
実際は……初めての子育てにママもパパも大慌てのてんやわんや、というのが多くの子育て家庭のリアルな実情。
身の回りのことはまだなにもできない子供のお世話、毎日の食事の支度に保育園や幼稚園の支度、片づけても片づけても散らかされてしまう家、そして大量の洗濯もの…。
自分のことや趣味のことをする暇なんて、まったく無く、日々子供中心に一日が始まり、一日が終わる生活。
「子育て中の洗濯&クリーニングの豆知識集 ②幼児期~就学前」では、そんな子育て中の洗濯を少しでもラクに、合理的に済ませるために役立つ知識を、クリーニング店従業員ママが教えます。
幼児期から就学前のお子さんのいるおうちのママ&パパ、これから子供が生まれてくる妊娠中のプレママ&プレパパにも、ぜひ参考にしていただければと思います。
子育て中の洗濯&クリーニングの豆知識 ②幼児期~就学前
1. 子供の洗濯ものは最優先して乾くように工夫すれば、雨続きでも慌てない
最近お天気が悪い日が続いて、雨ばかり…
洗濯ものの乾きが悪くて、明日保育園や幼稚園に着て行かせる子供の服が在庫切れになってしまって大慌て!というピンチはよく起こります。
お洋服だけでなく、幼稚園スモックや子供のハンカチやくつ下、保育園&幼稚園用のお帽子など、「替えもないしあしたまでに乾かさなきゃ!!」というものが乾いてない……!
そういうことが起こらないように、とても単純な、小さなコツがあります。
それは、子供のものだけを集めて、まとめて「洗濯ピンチハンガー」に干して、一番乾きやすい場所に最優先で吊るしておくこと。
幼稚園スモック・保育園用帽子・ハンカチやハンドタオル・くつ下・お洋服など、子供が着る服はぜんぶまとめておいて、干すときに真っ先に乾かすように
扇風機やサーキュレーターのそばに吊るしておく・浴室乾燥に入れておく・冬であれば暖房器具のそばに置くなど、あらかじめ工夫をしておくことです。
大人の服はだいたい予備がありますが、子供の服や幼稚園・保育園用品には自宅に予備が少ない場合が多いですから、こうしておくと洗濯ものの乾きが悪くても子供のものだけは乾いているので、意外に助かるのです。
大きな大人の服と一緒に干して、大人の服の裏に吊るしたりすると通気も悪く乾きにくいですから、子供のものだけを洗濯ピンチハンガーにまとめておけば、比較的早く乾かすことができます。
2. 大事なママのおしゃれ着やパパの仕事用の服を子供が汚してしまったときは
「子供がお料理のソースだらけの手で抱きついてきてしまい、ママが大事にしているおしゃれ着を汚してしまった」
「パパの仕事用のシャツに子供がペンでいたずら書きしてシミがついてしまった」
小さな子供を育てていると、予測のつかない行動をする子供に、突然服を汚されてしまう、という事態はよくあることです。
大人の常識は通用しません。子供は部屋にあるいろんなもので遊び、いろんなものを汚したり壊したりしながら大きくなっていくものです。
でも、大人であるママ・パパから言うと「かんべんしてくれよ~~~!!」と叫びたくなりますよね。
「ダメじゃない!!服を汚したらダメ!」と子供に怒鳴ってしまう前に、まず汚れた服のシミ抜きやクリーニングを試してみてください。
服についたシミ・汚れを取り去るシミ抜きを自宅でするなら、このようにやりましょう。
※このシミ抜き処理が可能なのは、自宅での洗濯が可能なコットン・ポリエステル素材の洋服です。服の生地の状態をよく観察しながら、慎重に行ってください。
- シミ部分を水で濡らし、生地のシミ部分の裏にタオルを当てます。
- 台所用液体中性洗剤を、原液のままシミの部分に垂らします。
- 使い古しの歯ブラシで、シミ部分の裏のタオルに色素をうつしていくイメージで、シミの部分を優しく擦り洗いします。
- 水で台所用洗剤をすすいで落としてから、次は原液の酸素系漂白剤を歯ブラシでシミの部分に馴染ませます。
- おしゃれ着用洗剤を投入した洗濯機で、おしゃれ着モード選択をして洗います。
- 洗濯機で30秒脱水し、日陰で陰干しをします。
もし、汚れがついた洋服がウール・シルク・カシミヤ・ナイロンなどの繊細な素材であった場合や、落ちにくいと思われるシミ・汚れがついている場合には、迷わずすぐクリーニング専門店のクリーニングに出してください。
シミ・汚れは時間が経つと変質し、黄ばみを起こして変色汚れになってしまったり、生地の繊維に染みついて除去しにくくなりますので、「すぐ」自宅でシミ抜きをするか、もしくはクリーニング専門店のクリーニングに「すぐ」出すという対処が必要です。
シミや汚れが無事取れたら、キチンと子供にわかるように「服は汚したらダメになってしまうこともあるから、気をつけようね」と教えてあげてくださいね。
3. 忙しいときの夜洗濯・夜干しのコツ
ようやく一日の仕事を終えて、保育園へお迎えに行き、やっとの思いで子供と夕方帰宅したママ・パパには、家に帰ったらまだまだ今日のぶんの家事が待っています。
朝は時間がなくてできなかったから洗濯はしておきたいけど、夜遅くなると洗濯機をまわすこともご近所迷惑だから、すぐ洗濯機をまわして、その間に夕食を作って、なんとか子供に食べさせて夕食が終わったら子供をお風呂に入れて寝かしつけて、それからやっと洗濯ものを干して…。
お母さんもお父さんも一日が終わるころには、クタクタでしょう。
でも今日やっておかないと、洗濯ものがたまり続けてしまうし、朝やるのは夜よりもっと時間に余裕がないし…。
夜に洗濯したっていいんです。合理的に、ササッと夜洗濯・洗濯ものの夜干しを済ませられるコツをお教えしましょう。
気を付けるポイントは1つだけ。「集合住宅なら、ご近所迷惑にならないように夜9時までに洗濯機をまわし終える」、ということだけ。
干すのは子供を寝かしつけた後でもいいですよ。(なるべく早く干すに越したことはないですが、洗濯が終わって1時間以内くらいであれば、雑菌が繁殖して臭くなることもありませんよ。)
- 家族みんなの入浴が終わったタイミングで、すぐに風呂の残り湯を使って洗濯を始めます。
風呂の残り湯は温度が高いうちは汚れ落ちがよいうえに、節水・節約にもなります。入浴後すぐなら残り湯の雑菌も少ないので、ニオイのもとにもなりくいのです。 - 洗剤は部屋干し用の洗濯洗剤を使いましょう。既定の量を洗濯機に投入します。
- 脱水時間は長めに設定しておくのがコツです。きちんと脱水できていれば、乾かす時間を短くできますし、日の光に当てなくても乾きやすいのです。乾燥機能付きなら部屋干しモードで軽く乾かしておくのもよいでしょう。
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- 洗濯物の夜の外干しは盗難など防犯上の危険があるうえ、虫がついたり、夜露で乾きにくかったり、最悪の場合雨が降ってきたら濡れてしまいます。
換気扇や浴室乾燥をつけた浴室などに干すか、部屋に干すのがおすすめです。脱水を長めにした&部屋干し用洗剤使用なら、まず嫌なニオイも発生しないでしょう。湿気が多いときは扇風機・サーキュレーター・エアコンを弱めにつけて、乾燥した環境をつくってしまえば乾きやすくなります。子供が小さいいまは大変だけど、大丈夫ですよ。
ちゃんと仕事も育児もしながら、疲れているのにきちんと洗濯・掃除・炊事など家事もこなそうとしているママ・パパの努力を、子供はしっかり見て育ちます。5年もたてば、お子さんが家事を手伝ってくれるようになりますよ。
子育て中に使いやすいクリーニングって?宅配クリーニングのデア
「クリーニングを利用したいな」と思っても、幼児期~就学前のお子さんがいるご家庭のママ&パパは、クリーニング店に行くのが面倒に感じることも多いのでは?
いちばんのネックはやはり「時間」だと思います。「クリーニング店の店舗に持ち込む時間がない」
「クリーニングが終わって仕上がった服を引き取りに行く時間がない」保育園や幼稚園のお迎え時間の制約もあり、なかなかクリーニング店のあいている時間に店舗に行くのが難しい……。
働いているママ&パパには共通の悩みがこの「時間がない」ということではないでしょうか?
宅配クリーニング専門のクリーニングのデアは、そんな育児中のママやパパを手助けできる便利なシステムが盛りだくさん。クリーニングのデアの宅配クリーニングシステムの特長
- ご注文は24時間、いつでもインターネットで受付
- 指定の日時に提携配送業者がご自宅までお品物を引き取りにうかがいます(夜間集荷は19:00~21:00の時間帯まで指定可能、記入済み荷札を持参するので、その場での面倒な宛先記入もなし)
- クリーニングが終わったらメールにてお知らせ
- ご自宅・勤務先などにクリーニングが完了してキレイになったお品物をお届けします
仕事に家事に子供のお世話に、日々忙しいママとパパには、ぜひクリーニングのデアの宅配クリーニングを活用してみてほしいのです。「いままでなんで利用しなかったんだろう」と思うほど、ラクにクリーニングが済んでしまう、というお声もいただきます。
デアの宅配クリーニングは、多忙な育児中の皆様にこそ、「便利で使いやすい」宅配クリーニングサービスをご用意しています。
ご注文はインターネットより、24時間お受付しております。
子育て中の洗濯&クリーニングの豆知識集 ③小学校入学~高校卒業 に続きます。
- 洗濯物の夜の外干しは盗難など防犯上の危険があるうえ、虫がついたり、夜露で乾きにくかったり、最悪の場合雨が降ってきたら濡れてしまいます。