「うっかりボールペンで汚してしまった…」そんな経験ありませんか?
胸ポケットのボールペンが漏れてワイシャツにシミ、子供がぬいぐるみにボールペンで落書き、洗濯時にペンが混入して衣類が汚れた…など、ボールペンの汚れは意外と身近なトラブル。
実は8割以上の人がボールペンで服を汚した経験があります。(ウェザーニュース調べ)
この記事では、服・ぬいぐるみ別の正しい落とし方から、家庭では限界のある汚れをプロが解決する方法まで詳しく解説します。
ボールペン汚れの種類と特徴を知ろう

ボールペンによる汚れを効果的に落とすには、まずインクの種類を見極めることが重要です。
油性ボールペン
- 代表例:ジェットストリーム、スラリなど
- 特徴:水では落ちない、アルコール系で対処
- 汚れやすい場面:胸ポケットからの漏れ、キャップなしペンの事故
水性ボールペン
- 特徴:水に溶けやすい、洗剤との併用で除去可能
- 汚れやすい場面:子供の使用、学校・オフィスでの事故
【緊急対処法】外出先でボールペン汚れがついた時の応急処置
油性インクの場合
❌ やってはいけないこと:水で擦る(汚れが広がります)
✅ 正しい対処法:
- 乾いた布やティッシュでつまむようにインクを吸い取る
- 給湯室があれば食器洗い洗剤を少量つけてトントン叩く
水性インクの場合
✅ 正しい対処法:
- 汚れた部分の下にティッシュを敷く
- 濡らしたハンカチで上から下に汚れを移すように叩く
- 水分と一緒にインクをティッシュに移す
【服編】家庭でできるボールペン汚れの落とし方
油性ボールペンのシミ抜き方法

【用意するもの】
・消毒用エタノール、除光液などのアルコール類
・汚れても良いタオル
・歯ブラシなどのブラシ(できるだけやわらかいもの)
手順
- 汚れた衣類の下にタオルを敷く
- アルコールを汚れに少量つける
- やわらかい歯ブラシでトントン叩いて汚れをタオルに移す
- タオルの綺麗な部分に位置を変えながら繰り返す
- 最後に通常の洗濯を行う
水性ボールペンのシミ抜き方法

【用意するもの】
・液体洗濯洗剤
・汚れても良いタオル
・歯ブラシなどのブラシ(できるだけやわらかいもの)
手順
- 汚れた衣類の下にタオルを敷く
- 液体洗濯洗剤を汚れに直接塗る
- 少量の水を加えて歯ブラシでトントン叩く
- 汚れがタオルに移るまで繰り返す
- 最後に通常の洗濯を行う
【ぬいぐるみ編】デリケート素材の安全な汚れ落とし
ぬいぐるみのボールペン汚れは、衣類以上に注意が必要です。
⚠️ ぬいぐるみ特有の注意点
- 詰め物が水に弱い場合がある
- 毛足の長い素材は汚れが奥まで浸透しやすい
- 色落ちしやすい素材が多い
- 形崩れのリスクが高い
家庭でできる軽微な汚れの対処法
- まず目立たない部分で色落ちテストを必ず実施
- 中性洗剤を薄めた液で軽くトントン叩く
- 濡らしたタオルで洗剤を拭き取る
- ドライヤーの冷風でしっかり乾燥
❌ ぬいぐるみに絶対してはいけないこと
- アルコール系洗剤の使用(色落ち・素材劣化の原因)
- 強く擦る(毛足が傷む)
- 完全に水に浸す(中綿の素材によっては型崩れ・カビの原因)
- ドライヤーの温風(生地が溶けてしまう可能性あり)
家庭でのシミ抜きに潜む3つのリスク
家庭でのシミ抜きでは、気をつけなければならない注意点が複数あります。
油性ボールペンのシミ抜きではアルコールや除光液を使いますが、生地によってはこれらの処理ができないものもあります。特にシルク、ウールなどの動物性繊維の衣類を自宅でシミ抜きをすることはおすすめしません。アルコール類が付着することで逆にシミになってしまうことがあります。
水性インクは「水+洗濯洗剤」でかなり落とすことができるのですが、水洗いが不可な衣類もあるため注意が必要です。例えばレザージャケットです。皮革製品を自己流で水洗いしてしまうと、質感がゴワゴワになってしまいます。
リスク1:素材によるダメージ
危険な素材例
- シルク(アルコールでシミになる)
- ウール(縮み・型崩れ)
- レザー(硬化・ひび割れ)
- 高級ブランド品(価値の損失)
リスク2:汚れの拡散
間違った方法で汚れが広がり、余計に除去困難になるケースが多発
リスク3:取り返しのつかない変色・損傷
「簡単に落ちる」というネット情報を鵜呑みにして、大切な衣類を台無しにしてしまうことも…
プロだからできる完璧なボールペン汚れ除去
デアが選ばれる3つの理由
理由1:あらゆる素材に対応した専門技術
- シルク・ウール・レーヨンなどのデリケート素材
- ぬいぐるみ・毛皮などの特殊素材への対応
- レザー製品専用の水洗い・修復技術
- 素材に応じたクリーニング方法の提案(ドライ・ウェット)
理由2:頑固なボールペン汚れも完全除去
家庭では落とせない古い汚れや、油性と水性が混在した複合汚れも、プロの技術で美しく復元。
理由3:汚れが落ちない場合のリカラー技術
それでも除去できないレザーやキャンバス生地についてしまったシミは、元の色と同じ色を重ねるリカラー技術でシミがわからないように違和感なく仕上げます。(染色できない素材もありますので、詳細はお品物拝見後にご案内いたします。)
こんなボールペン汚れはプロにお任せください
即座にご相談を推奨するケース
- ぬいぐるみについたボールペン汚れ
- シルク・ウールなどのデリケート素材
- レザージャケット、ブランドバッグの汚れ
- 時間が経った古いボールペン汚れ
- 家庭での除去に失敗した汚れ
安心・確実なボールペン汚れ除去なら宅配クリーニング「デア」

綿100%の衣類や洗濯に強いポリエステルなどの生地であれば、今回ご紹介した方法でシミ抜きができるかと思いますが、シルク、ウール、レーヨン、皮革、毛皮、高価なブランド衣類など、少しでも不安がある衣類のご家庭でのシミ抜きはそもそもおすすめできません。
インターネット上やSNSでは、いとも簡単にシミ抜きができるような方法が解説されていることもありますが、そもそもシミがついてしまった衣類がご家庭でのシミ抜きに適していない場合もありますし、トラブルになってしまっても自己責任となってしまいます。
デアにはあらゆる衣類のシミ抜きが可能な技術があり、シルク、ウール、レーヨン、毛皮などのデリケートな衣類のシミも対処可能です。
レザージャケット、革製のビジネスバッグ(レザーバッグ)、革製ブランドバッグなどのレザー製品は、皮革専用の水洗いクリーニングまたはドライクリーニング(油性の汚れが落ちます)で洗うことができます。
それでも落ちないシミは、元の製品のお色と同じ色を乗せるリカラーによって、シミを見えなくすることも可能です。
特に以下の場合は、自己流の処理は避けてプロにお任せください。
✅ ぬいぐるみ・人形についたボールペン汚れ
✅ シルク・ウール・レザーなどのデリケート素材
✅ 高価なブランド品・思い出の品
✅ 家庭での除去を試して失敗した汚れ
宅配クリーニング「デア」なら、ご自宅にいながらプロの技術で大切な品物を美しく整えてお届けさせていただきます。
📞 まずはお気軽にご相談ください
自己流で悪化させる前に、無料相談で最適な対処法をご提案いたします。
