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汚れが落ちない衣類の活用方法と家庭でできる汚れ落とし&シミ抜き

衣替えの季節の情報として、前回はしまい洗いについてご紹介しました。

でも、洗っても汚れが落ちない衣類はどうすれば良いのでしょうか。
処分するしかない?

目次

汚れが落ちない衣類、みんなはどうしてる?

全国ドライ新聞が3万8000人超の方に「家庭で落ちない汚れがついた衣類はどうしますか?」と伺ったアンケートによりますと、回答は次のようになったそうです。

掃除で使う

最も多い回答は「掃除で使う」の29.8%でした。
これは実践している人も多いのではないでしょうか。
適当なサイズにカットしておくと気になる汚れをサッと拭いてそのまま処分することができるので便利ですよね。
ベランダ手すりの水拭き、玄関のたたきの掃除、洗車などさまざまなところで使えますね。

着用せずに別のところで活用するという意味では、DIYで使用するウエスとしても便利です。ウエスはオイルやワックスの塗装には欠かせませんし、木材をサンダーがけした際に付着する粉じんのふき取りにも必須アイテムです。

捨てる

続いて多い回答が「捨てる」の23.9%です。
そのまま処分するのはもったいない気もしますが、置き場所の問題もありますし仕方がないこともあります。
ただ、汚れの程度によっては資源ゴミに出せますので、分別はしっかり行いましょう。

廃品回収に出す

「廃品回収に出す」は9.4%でした。
「捨てればゴミ 分ければ資源」という標語がありますが、廃品回収は再生を目的として古布、古紙などの資源を回収する働きです。
行政(地域の委託業者)が行う廃品回収や、自治体が行う集団回収などがあります。

リメイク

「リメイク」をするという方は2.1%でした。
シミがある部分をボタンや刺しゅうで隠したり、思い切ってカットして新しい洋服に生まれ変わらせることができたら、またこれから長く着用することができそうですね。
ただ、リメイクには道具も必要ですし、洋裁の腕も問われます。
この取り掛かりのハードルの高さから、実践している人は2.1%にとどまっています。

クリーニングに出す

デアのようなクリーニング店に相談する「クリーニングに出す」と回答して下さった方は10.2%でした。
クリーニング屋さんとしてはもっと気軽にご相談いただきたいですが、お客様の正直な声として真摯に受け止めます。

衣類の汚れの落し方をご存じですか?

ご家庭で洗っても汚れが落ちなかったという衣類の中には、汚れの落し方を知らなった、間違った方法でアプローチしていた、というケースも本当によくあります。
シミさえなかったらまだ着られる洋服もあるかと思いますので、家庭でできる汚れ、シミの落し方をご紹介します。

家庭でできるシミの落し方


通常のお洗濯で落ちなかったシミには、漂白剤を使ってみましょう。
家庭洗濯で使いやすい漂白剤には「液体酸素系漂白剤」「粉末酸素系漂白剤」があります。
液体・粉末の違いですが、作用と使い方に違いがあります。

液体酸素系漂白剤でシミ・汚れ落とし

液体酸素系漂白剤は、ピンポイントでついてしまったシミ落としにとても便利です。
原液を汚れに直接塗って、他の衣類と一緒に洗濯機で洗うだけでも落とすことができます。

汚れ・シミはなるべく早く落とすことが重要で、時間が経つほど落ちにくくなってしまいます。
飲食物の汚れ・シミがついたら、その日のうちにこの方法で洗っておけばかなりの確率でキレイになりますよ。

粉末酸素系漂白剤でシミ・汚れ落とし


粉末酸素系漂白剤は液体タイプよりも高い効果を発揮します。
溶かすときには冷たい水ではなく40℃程度の温水に溶かすとさらに強い漂白効果を得られます。

汚れがついてしまった衣類を30分~1時間程度つけ置きしてから通常通り洗濯をすると、液体酸素系漂白剤では落ちなかった汚れも落とすことができます。

粉末酸素系漂白剤の注意点は効果が高い分だけ使える繊維が限られていること。
シルク、ウール、金属製ファスナーがついた衣類、含金属染料で染色した衣類などには使えません。

ただ、私個人的にはファスナーのついた衣類やクッションカバーをひと晩つけ置きしてから洗濯機で洗っていますが、ファスナー周辺にダメージは感じられません。
徐々に変質しているのかもしれませんが、見た目も使用感も特に変化がなく、汚れ、皮脂、汗の匂いがスッキリするので定番の洗い方になっています。

メーカーが注意喚起しているため「おすすめします」とは言えないのですが、汚れが落ちずに処分を検討している衣類などで試してみてはいかがでしょうか。

油も漂白剤で落ちる?

ラーメンの汁などの油を多く含んだシミや、リキッドファンデーションなどは油性の汚れになり、酸素系漂白剤では落ちないことがあります。

油を多く含んだ汚れは「キッチンの食器洗い洗剤」または「クレンジングオイル(メイク落とし)」で落としましょう。
どちらもシミに直接塗って歯ブラシなどでトントンと叩くだけなので、ご自宅にある方で試してみると良いでしょう。

叩くときはシミ部分の下に汚れても良いタオルを敷いて、タオルにシミを移すイメージでトントンしてください。ゴシゴシとこすらないようにしましょう。
ぬるま湯でもみ洗いして、シミが落ちていることを確認して下さい。

汚れが落ちなかったらクリーニング店にご相談下さい

ご紹介した方法は比較的簡単に試せて効果的な方法です。
それでも汚れが落ちずに着用できない状態だったらどうすれば良いのでしょうか。

クリーニング店に相談する


落ちなかった衣類のシミ、汚れ、黄ばみはぜひクリーニングのデアにご相談下さい。
汚れの種類にあわせてクリーニング師が専用の溶剤でシミ抜きをするので、ご家庭で落ちなかったシミもどこについていたかわからなくなるくらいまで落とすことも可能です。

シミ抜きオプションは必要?

デアでは水洗いに不向きな素材以外の製品はドライクリーニングではなく水洗い(ウェットクリーニング)をしますので、シミ抜き処理が不要なくらいの小さなシミでしたら追加料金不要で対応しています。

できるだけオプションなしでシミ抜きができるように毎日職人が頑張っているんですよ!
衣類や繊維にダメージを与えないことが最優先されますが、経済的な負担は軽い方が良いですもんね。

なお、お客様からシミ抜きオプションのご指定がなく、事前の検品でシミ抜きが必要と判断した場合は、事前にご連絡させていただく場合があります。

他店に依頼する場合は必ずシミ抜きオプションをつけて下さい。
ほとんどのクリーニング店では水洗いをせずにドライクリーニングで対応することになります。ドライクリーニングでは油性の溶剤を使用するのですが、油性溶剤は油性のシミには強いのですが、水溶性のシミにはほとんど効果がないのです。
シミ抜きオプションをつけておけば、薬剤で落としてもらえるかと思います。

ただ、この「ドライクリーニング+シミ抜きオプション」では、水溶性汚れの落ちが良くないため、汗によるシミや汗臭さはほとんど落ちないかと思います。
蓄積された汗汚れを落とすには水洗いが欠かせないのです。

洗い方が違うデアならあっさり落ちる汚れもあります(ホントです)

普段はクリーニングを使わないという方や、街のクリーニングで汚れ落ちを実感できなかった方にこそ、ぜひデアをお試しいただきたいと思います。
デアのクリーニングは、基本的に洗浄力のある洗剤と手洗いを組み合わせたものなので、一般的なクリーニング店とは洗い方そのものが異なります。
シミ抜きの実績も豊富なので、「いつついた何のシミかわからない・・・」というものでもご相談下さい。
安心・安全で汚れ落ちも良しのデアのクリーニングをぜひお試し下さいね。

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