カーテンを洗って気持ちもスッキリ!家庭でできるカーテンの洗い方とカビの落とし方

カーテンの洗濯
カーテンをお洗濯したことはありますか?
まだ洗ったことがないという方は1度外して洗濯してみると、意外と汚れていたことに気がつくと思いますよ!

カーテンを洗うと不思議と部屋の空気が変わって、家中の運気もアップするように感じられます。
実はとても簡単でカビのメンテナンスもできますので、ぜひ試してみてくださいね。

目次

さっそく洗ってみよう!カーテンの洗濯方法

カーテンのお洗濯方法は実はとても簡単です!

ステップ1:洗濯表示を確認しましょう

初めて洗濯をするカーテンは、必ず洗濯表示を確認してください。
↓このマークがある場合は家庭洗濯不可となります。
洗濯表示
繊細なレースカーテンを無理して洗うと縮む原因になりますので、無理に洗おうとせずに宅配クリーニングのデアにご相談くださいね。

↓このマークがある場合は手洗いになります。
洗濯表示

洗濯機で洗うことはできませんのでご注意ください。

お湯の温度が決まっているカーテンもあります。
洗濯表示
数字は温度の上限です。この場合は30℃までのお湯で洗うことができます。
下線は洗濯機の処理の強さになります。下線が1本なら「弱い処理」、下線が2本なら「非常に弱い処理」で洗ってください。

大事なカーテン、使用期間が長いカーテンは手洗いを!

カーテン(特にレースカーテン)は紫外線を浴びている時間が長いので、見た目以上に繊維が傷んでいることがあります。
洗濯機OKのカーテンであっても、大事に使っていきたいカーテンは手洗いすることをおすすめします。

ステップ2:フックをつけ置き洗いします

カーテンのフックが布を傷つけてしまうことがあるので外すことをおすすめします。
フックにはもホコリや空気中の油分が付着していますので、全部外してこの機会に洗ってしまいましょう!

洗面器に洗剤を溶かしてフックをつけおきします。
洗剤は洗濯洗剤でも良いですし、食器洗い用洗剤でも大丈夫です。ここでは洗濯洗剤につけています。
カーテンフックの洗い方

ステップ3:カーテンのカビ、シミをチェック!

カーテンには結露によってカビが生えることがあります。洗濯機に入れる前にカビとシミをチェックしてみてください。
カーテンのカビ
こちらは、恥ずかしながらカビが生えているうちのレースカーテンです。
カビに気がつかないまま引越しの時に外してダンボールに入れて、そのままの状態でしまいっぱなしになっていました・・・。
黒いカビがありますが、これくらいならご家庭で落とすことができます。

カーテンのカビやシミには、まず酸素系漂白剤を試してみてください
ただし、洗濯表示で漂白剤NGになっている場合は、漂白はせずにデアにご相談ください。
洗濯表示
バケツに40℃以上のお湯を入れて(洗濯表示で温度指定がある場合は従ってくださいね)、酸素系漂白剤を溶かしてカーテンをつけておきます。
つけおき時間は30分〜2時間程度にしてみてください。
カーテンの洗い方

塩素系漂白剤が使えるカーテンもあります

酸素系漂白剤のつけ置きで取れなかったカビでも、ハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤を使えば落ちる場合があります。
ただし塩素系漂白剤は色柄ものには使えませんし変色や脱色などのリスクも高いので、塩素系漂白剤OKのカーテンで試すようにしてください。
塩素系漂白剤を使う場合は、歯ブラシなどでカビに塩素系漂白剤を直接つけて様子を見てみてください。
カビが落ちたらすぐに水で洗い流しましょう。

ステップ4:カーテンをネットに入れます

カーテンは形状にそって蛇腹状にたたみます。
カーテンの洗い方
たたんだカーテンをネットに入れます。
この時、ちょうどよい大きさのネットに入れましょうとよく言われていますが、そんなに都合良く洗濯物に合わせた大きさのネットってなかなか持っていないですよね。

サイズが合うネットがない場合は、大きめのネットを使いましょう。
余っている部分は結んだり、ゴムでまとめておけばジャストサイズのネットを作ることができますよ。
カーテンの洗い方。ネット

洗濯機で洗います

洗濯機で洗っていきます。

洗剤は?

縮みを防ぐために、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)が推奨されています。
酸素系漂白剤でつけ置き洗いをした場合は、洗剤液ごと洗濯機に移しましょう。
デアをご利用いただいているお客様の中には、天然石けんで洗濯をしている方もいらっしゃると思います。
石けんで洗う場合はいつも通りの洗濯石けんで洗うことができます。私も今回は粉末の無添加洗濯石けんで洗っています。

洗い方は?

洗濯モードは「ドライ」「ソフト」などの優しい水流で洗えるモードに設定します。

水量は?

カーテンが水の中でゆったりと泳ぐくらい高めの水位にしてください。

脱水時間は?

脱水は1分以内にします。レースカーテンを1組洗う程度であれば30秒くらいでも大丈夫です。
長時間脱水してしまうとシワの原因になります。

カーテンフックも洗っておきましょう

つけおきしておいたカーテンフックもこの間に洗ってしまいましょう。
汚れが気になる場合はブラシでこすって洗います。
すすいで洗剤を落としたら、タオルでポンポンと水分をとって乾かしておきましょう。

カーテンを外している間に、カーテンレールと窓も埃を落として拭いておくとスッキリしますよ。

ステップ5:干して乾燥させます

▼レースカーテンの干し方
レースカーテンは軽いので、カーテンレールに干すことができます。
フックをカーテンに戻して、そのままカーテンレールに取り付ければOK!
カーテンの洗い方。干し方

▼ドレープカーテンの干し方
ドレープカーテンもサイズによってはカーテンレールに干せるのですが、重さがあるものは角ハンガーに干すことをおすすめします。
風の通り道を作るように蛇腹状に干しましょう。
カーテンの洗い方。干し方

カーテンの洗い方。Q&A

カーテンは布のサイズとしてはとても大きいのですが、ご家庭の洗濯機で洗うことができて、しかもレースカーテンならカーテンレールに干せるので実は難易度は低めです。
しかも目に見えてキレイになって、気持ちも明るくなるのでやりがいのあるお洗濯なんですよ!

ここではカーテンの洗い方についてよくある質問をまとめていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

カーテンはいつ洗えばいいの?

カーテンを洗う頻度について年に1回とか半年に1回洗いましょうなどと言われていますが、決まり事はありません。
目安となるのは季節の変わり目です。
外からのホコリは年中入ってきますし、春には花粉も付着します。近年ではウイルスも気になりますよね。
また、リビングでよく焼肉をする、室内にペットがいるなど、生活環境でも洗う頻度は変わります。
日常的に汚れが気になりやすい場所のカーテンはもっと頻繁に洗っても構いません。

カーテンを洗いすぎると傷むって本当?

「カーテンを洗いすぎると生地が傷む」という情報を読んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カーテンも一般の衣類と同じ繊維でできているのですが、特にレースカーテンは繊細で常に紫外線を浴びている状態なので一般衣類と比較すると生地の傷みは心配です。
シルクなどの高価なカーテンは洗い過ぎない方が良いですが、一般的なカーテンなら月に1回程度の洗濯によって生地が傷む心配はいらないかと思います。

ただ、取り返しのつかない失敗例もあります。不安な場合はホントに無理をせず、ぜひデアをご活用くださいね。
心配事がある時に安心しておまかせいただけるお店としてデアをご活用いただけたらとても嬉しいです!
⇒カーテンクリーニングのデア

フックをつけたままカーテンを洗う方法も知りたい!

フックをつけたまま洗う方法はいくつかありますが、フック部分に直接ゴムを巻く方法はあまりおすすめしません。
私も実践したことがあるのですが、ほとんどのフックが外れてしまい洗濯ネットの中に落ちていました。
フックが落ちない洗い方をご紹介します。

1.フック部分を内側に折り込みます

カーテンの洗い方

2.カーテンを横にくるくる巻きます

カーテンの洗い方

3.フックが落ちないようにゴムでまとめます

カーテンの洗い方

あとは今回ご紹介した方法で洗うだけです。
ただ、この方法は折り込んだ部分が十分に洗えないことがあり、ゴムで結んでいるところにシワができてしまいます。
カーテンの洗い方
干している間にシワは少し伸びますし、「この程度なら気にならないよ!」という人はつけっぱなしの方が手軽に洗えますね。

カーテンのカビはホントに落ちたの?

真っ白いレースカーテンに目立つカビが生えてしまうと見るのもイヤになってしまいますが、黒いポツポツがあっても早い段階なら落とすことができます。

うちのカビが生えていたカーテンもこのとおり!
カーテンのカビ

目で見てはっきりわかるくらい生えていたカビが綺麗に落ちて白さがよみがえりました。
カーテンに生えてしまったカビを初めて見た時はビックリしてしまうと思いますが、諦めないでぜひ1度酸素系漂白剤でつけ置き洗いを試してみてください。

ただし、カビは早い段階なら対処可能なのですが、時間が経ってしまうとクリーニング屋さんでも落とせなくなってしまいます。漂白剤に1週間つけ置きしても落ちないくらい頑固なシミになってしまうので早めの対処が肝心です!

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