
イベントや撮影で活躍する着ぐるみは、見た目以上に汗や皮脂、湿気を吸い込みやすいものです。
内部は通気性が低く、着用者の体温や呼気で熱や湿気がこもりやすいため、長時間の使用後は衣類以上に汚れとにおいが蓄積します。
着ぐるみを洗わずに使い続けると、においやカビの発生、色あせ、生地の劣化といったトラブルにつながります。さらに、複数の人が着用する場合、衛生面のリスクも高まります。
見た目がきれいに見えても、雑菌が残っているケースは珍しくありません。だからこそ、定期的なクリーニングが欠かせないのです。
実は多い!着ぐるみを洗わない現状
世の中には企業や自治体のマスコットキャラクター、学校や団体のイベント用など、さまざまな着ぐるみが存在します。しかし、その多くが使用後にしっかりとクリーニングされていないのが現状です。
洗わない理由と、そのリスク
理由のひとつは、着ぐるみのサイズと構造にあります。
大きく複雑な構造
大型で形状も複雑なため、広報・PRご担当者さんがご自身で洗うことはまず難しく、通常のクリーニング店でも対応できません。
洗い方がわからない、洗える環境がないことから、そのまま保管するしかない状況になってしまうことが多いのです。
また、「見た目が汚れていないから、消臭スプレーだけで大丈夫」と思われているケースもあります。
しかし、外側がきれいでも内部には汗や皮脂、ほこりがたまっており、放置すると不快なにおいや劣化の原因になります。
水に弱い素材・パーツ
着ぐるみが洗われない大きな理由のひとつが、素材への不安です。
内部パーツには発泡スチロールやウレタンなど、水に弱いと思われがちな素材が使われていることがあります。こうした素材は確かに取り扱いが難しく、一般的な水洗いでは変形や破損の恐れがあります。
そのため、多くの場合は拭き掃除や表面の軽いブラッシングだけで済まされてしまいます。
しかし、これでは内部に入り込んだ汗や皮脂汚れを完全に落とすことはできません。洗浄不足が続くと、悪臭やカビの発生だけでなく、素材の劣化を早め、着ぐるみの耐用年数を縮めるリスクもあります。
デアなら素材に合わせてしっかり水洗い
デアでは、こうした着ぐるみの構造や素材の特性を熟知したうえで、専用の大型設備と経験豊富なスタッフがクリーニングを行います。

発泡スチロールやウレタンといったデリケートな素材も、やさしいシャワーと専用洗剤でブラッシング洗浄。
内部までしっかり水洗いしたあと、時間をかけて十分に乾燥させることで、においや湿気を残しません。外側の生地はもちろん、内部パーツや頭部まで、可能な限り分解して清潔な状態に仕上げます。
さらに、クリーニングと合わせてほつれや破れの修理も可能。見た目の美しさと衛生面を同時に保つことで、次のイベントに安心して使える状態に整えます。
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定期的なクリーニングで長く使える着ぐるみに!
着ぐるみは高価なものが多く、一度作れば長期間使い続けたいものです。
そのためには、定期的なクリーニングで衛生状態と素材のコンディションを保つことが欠かせません。特に団体や法人が所有する着ぐるみは、複数人が着用することが多いため、シーズンごとの洗浄をおすすめします。
デアなら「洗えない」と思われがちな素材の着ぐるみも、専門業者の技術でしっかりと水洗いできます。放置による劣化やにおいの発生を防ぎ、次のイベントでも気持ちよく着用できる状態に仕上げます。
次のイベントシーズンに向けて、着ぐるみのクリーニングを検討してみませんか。