湿気がレザーに与える影響とは？カビ・ベタつき防止の梅雨対策クリーニング

「お気に入りのレザーバッグ、最近なんだかベタつくような…」
そんな違和感、実は“湿気ダメージ”のサインかもしれません。
梅雨の高湿度が続くこの時期、レザーアイテムは知らず知らずのうちに劣化していくことがあります。

今回は、カビやベタつき・ひび割れといったトラブルの原因を解説しながら、プロによる“梅雨前のケア”の重要性をご紹介します。
「気づいたら白いカビが…」「久しぶりに開けたらニオイがする」
そんな事態を防ぐために、今できることを始めてみませんか？

梅雨時期、レザーが傷む3つの原因

梅雨は“レザーの大敵”とも言える季節。見た目の変化だけでなく、素材自体が弱ってしまうこともあるんです。

押し入れやクローゼットにしまったままのレザー製品。
久々に取り出すと、白っぽいカビがうっすら浮いていた…という経験、ありませんか？

実はこのカビ、革の表面だけでなく、繊維の奥深くまで根を張っている場合も。
放置すると除去が困難になるだけでなく、素材そのものを劣化させてしまいます。

革は水分を吸いやすい素材です。湿度が高い状態が続くと、表面がベタベタしてきたり、手触りが悪くなったりすることがあります。
そのままにしておくと、ホコリや皮脂がつきやすくなり、見た目も衛生面も悪化。変色やニオイの原因にもつながります。

湿気が多い日と、エアコンで空気が乾く日を行き来することで、革の水分バランスが崩れてしまうことも。
徐々に表面がパリパリになり、小さなひび割れが発生してしまい、元のしなやかさを取り戻すのは難しくなります。

「表面を乾拭きしたから大丈夫」
「除湿剤と一緒にしまっていたのに」
…そんなケアでは、レザーの内部に潜む汚れや湿気は取りきれません。

レザーを長く美しく使うには、洗いと保湿をセットで行う“プロのクリーニング”が効果的です。
カビの元を丸ごと洗い流し、さらに素材ごとに最適なオイルでケアすることで、見た目も手触りも大きく変わります。

Before：カビが生えてしまったUGGムートンモカシン

After：デアのクリーニングで徹底除去。ムートンのふんわり感もよみがえりました

デアでは、革の表面だけでなく、内側や縫い目、持ち手の裏側まで丁寧に丸洗い。
カビや汗、生活臭までしっかり取り除きます。

牛革、ラムレザー、エナメルなど、素材ごとに保湿方法を変え、ベタつきにくく自然な柔らかさを取り戻します。ケア後は表面がしっとりと整い、風合いがよみがえります。

スレや色あせがある場合、同系色での補色（リカラー）も可能です。お気に入りのバッグや小物を、また長く使いたい方にこそ選ばれています。

湿気によるトラブルは、気づいた頃には進行していることも。
「ちょっとベタつく」「ちょっとカビっぽい」そう感じた今が、プロのケアを受けるタイミングです。

今年の梅雨は、“お気に入り”を守るために先手を打ってみませんか？
デアでは、レザー専門の職人による丸洗い＆ケアを行っています。まずは無料見積もりから、お気軽にご相談ください。