オイルドジャケットは独特のツヤとしっとりした質感が魅力の一着ですが、長く着るうちにオイルが抜け、防水性や風合いが失われてしまいます。
そんなときに必要なのが「リプルーフ(Reproof)」。
リプルーフとは、オイルドクロスに再びオイルを染み込ませ、防水性と質感を蘇らせるメンテナンスのこと。
イギリスの名門ブランド「Barbour(バブアー)」をはじめ、BELSTAFF(ベルスタッフ)やBurberry(バーバリー)など、本格的なオイルドジャケットを愛用する人には欠かせないお手入れです。
ただし、リプルーフは専門的な技術が必要。
デアでは、クリーニングからリプルーフまで一貫して対応し、風合いを損なわずに新品のような艶と柔らかさを取り戻します。
なぜリプルーフが必要なのか
オイルドジャケットは、生地表面のワックスやオイルが雨風を弾くことで防水性を保っています。
しかし、時間が経つとそのコーティングが薄れ、表面が乾燥したり白っぽく変色することも。
また、古いオイルは酸化して独特のにおいを発するため、放置すると着用しづらくなります。
そのため、定期的なクリーニングとリプルーフが大切です。
特に日本の気候は湿度が高く、英国のように“洗わず着続ける”スタイルは不向き。
汚れを落とした上で新たにオイルを補充することで、清潔さと機能性を両立できます。
→デアのオイルドコート、オイルドジャケットクリーニングを詳しく見る
自分でリプルーフする場合との違い
バブアー純正のワックス缶を使えば、自宅でもリプルーフ自体は可能です。
ただし、ムラなく塗るのは非常に難しく、「まだらになった」「オイルのにおいが強すぎる」「手触りがベタつく」「他の衣類に移る」といったトラブルも起きがち。
また、リプルーフ前に汚れを落とさないと、オイルの下に汚れが閉じ込められて酸化・変色の原因になり、においが強くなることもあります。
デアのリプルーフ技術

デアでは、リプルーフの前にまず水洗いクリーニングを実施。
砂ぼこりや皮脂、古いオイルなどを丁寧に落とし、そのうえで独自ブレンドの無臭オイルを2段階に分けて塗布します。
使用するのは、動物性油脂と植物性油脂を配合した特製オイル。
石油系の機械油のようなにおいがなく、自然な防水性とツヤを再現できます。
1度目の塗布で生地の色と質感を整え、時間を置いてなじませたあと、2度目のオイルで深みのある光沢を再生。
仕上げには専用スプレーでベタつきを抑え、最後にスチームアイロンで形を整えます。
全工程を熟練職人が手作業で行うため、ムラやオイル染みの心配もありません。
無臭仕上げで街着にも快適

「リプルーフしたいけど、あのにおいが苦手…」という声は少なくありません。
デアのリプルーフは、独自ブレンドの無臭オイルを使用しているため、室内や電車でも気にならない自然な仕上がりに。
長年の愛用者からも、「においが気にならず街着でも快適」「手触りが新品のように戻った」と好評です。
お客様の声
お客様の声は、仕上がりの丁寧さと快適さを評価する内容が多く寄せられています。
オイル抜きにも対応
「匂いやベタつきを軽くしたい」「軽めの質感で着たい」という方には、オイル抜き仕上げもおすすめ。
オイルを適度に抜いてさらっとした質感にすることで、日本の気候でも快適に着られるようになります。
全国宅配でリプルーフをご依頼いただけます
デアは全国宅配に対応。ご自宅から衣類を送るだけで、クリーニングからリプルーフまで完了します。
仕上がり後は丁寧に梱包してお届けしますので、到着後すぐに着ることができます。
「オイルが抜けてきた」「においが強くなった」「ムラを直したい」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
職人が1点ずつ確認し、最適な方法で仕上げます。
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