ダニが潜んでいそうで心配だからキレイにしたいけど、私の絨毯(ラグ)はクリーニングできるのー??
専門工場の丸洗い | 水洗いできる絨毯(ラグ)
クリーニングのデアなら、どんな分厚い絨毯(ラグ)でも丸洗いすることができます。
専門工場には長い毛もかき分けながら洗う電動ブラシや、温度管理のできるヒノキ造りの乾燥室など、ダニや汚れをしっかりと水洗いクリーニングできる専門の設備が整っているのです。
乾燥後のひと手間 | 残るダニを徹底的に取り去る
絨毯(ラグ)に潜むダニは、繰り返し繰り返し水で洗い流すことでほとんど取り去ることができます。
電動ブラシで石鹸を泡立てながら絨毯(ラグ)のダニや汚れをかき出します。
繰り返し水を大量に使ってすすぐことでダニや汚れを取り去るだけでなく、絨毯(ラグ)へ洗剤も残すことがありません。
絨毯(ラグ)の素材や大きさによって脱水機を使用しない場合は、「ピリ」と呼ばれる水切り専用の道具で脱水します。
シンプルな見かけによらずひとかきで水を切ってしまうピリは、古くから伝わる伝統道具です。
職人が種類の豊富な絨毯(ラグ)を常に適正温度で管理できるのも、専門工場ならではでしょう。
さらに決め手は、乾燥のあとの絨毯(ラグ)専用バキューム。
毛並みを整えながらアトピーや喘息などのアレルギー原因となるダニの死骸・糞を隅々まで徹底的に取り去って仕上げます。
いずれの工程も職人が一つ一つ状態を見ながら作業するため、ダニの棲みつきやすい厚型の絨毯(ラグ)でもすっきり丸洗いクリーニングすることができるのです。
クリーニングのデアでは、折りたたむことが難しい厚みのある絨毯(ラグ)を下のように3つに分けています。
絨毯(ラグ)の種類 | 折りたためない厚型
毛足(パイル)が長く厚型の絨毯(ラグ)は、ふわふわ&ふかふかの肌ざわりで思わず素足になりたくなるほど気持ちがよく、とても人気があるようです。
素材や大きさもバリエーションに富んでいることから、インテリアのアクセントにピース敷きしたり、ホットカーペットカバーとして重ね敷きして活用されているご家庭も多いでしょう。
一方で、ご家庭でのお掃除だけでは中までしっかりとキレイにすることが難しく、ダニが潜んでいることをどうしても心配してしまう種類でもあります。
▼折りたたむことができる薄型の種類は先日の記事でご紹介しています。
化学繊維製 / 毛足が長い / 裏貼りはあったりなかったり
シャギー(ラグ)とは、毛足(パイル)の長さが約1cm以上のカットタイプで、太めのパイルを粗く打ち込んだ絨毯(ラグ)のことです。
一般的には比較的厚みがあり、重みがあるのが特徴です。
【シャギー(ラグ)A】
毛足(パイル)が1~2センチ程度で、素材がポリエステル・アクリル・ポリプロピレンなどの化学繊維製のもの。
ウール製 / 毛足が長く太い / 裏貼りはあったりなかったり
【シャギー(ラグ)B】
上と同じようなタイプで、毛足(パイル)が2センチ以上のもの、ヒモのような極太のもの、ウール製など自然素材のもの。
注) 手織りのものは【手織り高級絨毯】扱い。
ウール製 / 立体的な彫刻加工 / 房がある / 白やベージュの裏貼りがある
【フック段通】
基布に描いた柄に沿って一本針の電動フックガンで刺しつけて段通調の彫刻加工が施されているもの。
毛足(パイル)は2センチ程で、房があるのも特徴。
コンピュータ制御よる安定した生産と豊富な織柄が可能になり、ホームユース向けに主流な絨毯(ラグ)のひとつ。
注) 裏張りのないものは織り段通扱い。
今日のマメ知識 | 家具で凹んだ絨毯(ラグ)の毛起こし
厚型の絨毯(ラグ)は、家具やテーブルの脚などで毛(パイル)が寝てしまいくぼみができると目立って気になりますよね。
1.毛(パイル)が寝てしまったら、スチームアイロンの蒸気かぬるま湯を濡らした布で毛(パイル)を起こし、毛並みにそってブラッシングしてください。
長くおいておくと戻らないことがありますので季節ごとのお掃除に合わせてお手入れされるといいと思います。
2.もうひとつ。私が時々しているのが「ローリング」です。
せっかく毛起こしをしても、居住スペースに敷く大きめの絨毯(ラグ)は動線や座る場所の都合で同じ場所の毛(パイル)が偏って寝てしまいがち。
そこで私は、定期的にくるっと向きを変えてくぼみの起きる場所を分散させています。
普段、絨毯(ラグ)の上から掃除機をかけていても、めくってみると床との間には意外にもほこりや砂が残っているので、ローリングするタイミングですっきりとお掃除ができますよ。
もしよろしければ皆様もぜひお試しください。
宅配クリーニングの利用方法 | 絨毯(ラグ)の送り方
クリーニングに出したくてもリビングに敷いているような大きさの絨毯(ラグ)は持ち出すのもひと苦労です。
それならば自宅の湯船で洗ってしまおう!
と思い立ってやっとの思いでお風呂場へ運くまではできても、水を含めばたちまちズッシリと重くなるので種類によっては大人2人でも持ち上げることすら困難でしょう。
ご家庭での普段のお手入れは、念入りな掃除機がけと可能であればお天気のいい日を選んで風通しするだけでもじゅうぶんかと思います。
そしてぜひご利用頂きたいのが年に1度の宅配クリーニングです。
お問い合わせの多い絨毯(ラグ)の送り方ですが、クリーニングのデアへご依頼の際は配送業者がお客様の玄関先までお預かりに伺います。
折りたたみのできない厚型の絨毯(ラグ)は、クルクルっと長さが短くなる向きで筒状に巻いてご準備をお願いします。
まだまだ暑い日が続きますが、お盆が過ぎて夏の終わりが近づいています。
今冬の準備に、クリーニングのデアで絨毯(ラグ)を丸洗いクリーニングしませんか。