いままでの常識は、非常識!? 布団にはびこるダニは、こう除去せよ!
日差しがだんだんと夏の日差しをおびてきた、今日この頃。
この季節は人や動植物が生活しやすい環境です。
そこで忘れてはならないのが、お布団に巣食う”ダニ”もまた活動しやすい環境にあるということです。
ダニは梅雨や夏場だけだと思われがちですが、すでに春の段階で繁殖をはじめています。
お手入れをしていないお布団には、ダニを含め”アレルゲン”と呼ばれるアレルギーを引き起こす原因となるものが蔓延ります。
それらを放置することなく適切な対策ができれば、これからの夜はよりよいものとなります。
今回は、そんな不安とオサラバできる、効率的なダニ・アレルゲンの駆除方法をご紹介します。
いままでの布団干しでは逆効果!?
ダニやアレルゲンを除去するために、多くの方は”天日干し”をされるのではないでしょうか。
しかしその天日干し、はたして本当に有効なものだと思われますか。
その点について、日経新聞のweb上に興味深い実験結果を発見しました。
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天日干し(4時間)
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天日干しして布団をたたく
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天日干しして掃除機をかける
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天日干しして布団をたたき、掃除機をかける
以上4つの方法によりダニ・アレルゲンの除去を試み、その後「学校用マイティチェッカー」を用いてダニ・アレルゲンの量を検査する、というものです。
ひとつひとつ結果をみていきましょう。
もっとも一般的な方法ですが、実験前と後でダニ・アレルゲンの汚染度に変化はありませんでした。
ダニは生き物です。天日干しをしても、太陽が当たっていない裏側に向けていっせいに移動します。
それはお布団を裏返しても同じことで、日の当たっていない側へ、さっさと逃げ去ってしまうのです。
また、「55度超で20分間加熱しないとダニは死なない」らしく、単に天日干しをしただけでは効果がうすいのだそう。
こちらも同様に、ダニ・アレルゲンの汚染度に変化ナシ。
天日干しは前述のとおり効果がうすい上、布団をたたくという行為は、それだけではむしろアレ ルゲンが表面にあらわれてしまい逆効果なのだそうです。
また、ダニのフンや死骸が舞い上がり、器官に入り込みやすくなってしまいます。
- 天日干しして掃除機をかける
4時間の天日干しの後、お布団の表面に掃除機を5分間かけます。
すると今度は変化がみられ、ダニ・アレルゲンの汚染度がはじめて減少しました
- 天日干しして布団をたたき、掃除機をかける
いままでの工程をすべてやってみると、ダニ・アレルゲンの汚染度はかなりの低下がみられました。
お布団をたたいて表面にでてきたダニ・アレルゲンを、掃除機で吸ってしまったことが効果的だったようです。
結論
ダニは卵からかえり、成虫になって産卵するまでの期間が、たったの5週間。
つまり、一時的にお布団から減ったとしても、5週間たったらまた増えていってしまうわけです。
「週1回1平方メートルあたり20秒ほど掃除機をかける」ことが、お布団を清潔に保つ目安なのだそうです。
もしそういった作業だけでは物足りない、もしくは面倒に思われるのならば、アットデアのクリーニングをお考えになってみてはいかがでしょうか?
お布団を手作業で丸洗いすることで、ダニ・アレルゲンを除去することはもちろん、汗やシミなどの汚れも取り除きます。
お布団の丸洗いで90%以上のダニ・糞・死骸を除去することができます。その後の高温乾燥(70度以上)によって、しつこく残ったダニもほとんどが死滅します。
また防ダニ加工によって、その後約1年の期間、ダニの増加をふせぐことができます。
保管もうけたまわっておりますので、たとえば夏用の掛け布団を冬の間お預けいただくことができます。
適切な環境で保管し、クリーニングをした直後のご返却となりますので、ダニ・アレルゲンへの不安を払拭することができるのではないでしょうか。
参考:日本経済新聞『くらしの知恵』
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO78519080X11C14A0W02001/