カーテンを開け閉めすることが一番のメンテナンス
カーテンのホコリを取るのに掃除機をカーテンにかけるという方がいますが、それはカーテンにとってよくありません。
カーテンは、カーペットと異なり生地が薄いので掃除機に吸い込まれて生地が傷んでしまうからです。
カーテンにとって1番のメンテナンスは、開け閉めをすること。
そうすることで、自然とホコリがつかないようになります。
カーテンの開け閉めをすることで、繊維に動きがつくので繊維が硬化することなくその分繊維の劣化が遅くなります。
そして、結果的にカーテンの長持ちにつながるのです。
よくハタキではたくという方がいますが、ハタキも強くたたくと生地が傷んでしまうので、カーテンにとってはあまり良くないと言えます。
朝晩2回、カーテンの開け閉めするだけでホコリは取れます。
こんな簡単なお手入れはないと思いませんか?
レースは昼間でも開け閉めしないので、外気のホコリを吸ってしまいます。
またレースはドレープ(厚地)よりも紫外線に当たりますので意識して開け閉めして欲しいですね。
特にレース生地は、静電気が起きやすく汚れを付着しやすいのです。
汚れに湿気がつくとカビが発生してきます。
それでも汚れが付いてしまった時は、洗濯するのが一番といえます。
最近のカーテンはポリエステルが多いのでポリエステルであれば、家庭で洗えます。
カーテンには洗濯表示(取扱絵表示)がついていますので、まず見てみましょう。
カーテンにはポリエステルの他に綿、麻、レーヨン、アクリルなどがあります。
それらの素材のカーテンは、家庭で洗うと縮んだり、風合いが変わることがありますので、カーテンクリーニング専門店に依頼しましょう。
また、洗濯絵表示を見て水洗い不可(絵表示)の絵表示の場合も専門のクリーニング店に依頼するようにしましょう。
カーテンの洗い方
カーテン上部のフックをはずす
カーテンにはポリエステルの他に綿、麻、レーヨン、アクリルなどがありますが、それらのものは家庭で洗うと縮んだり、風合いが変わることがありますので、カーテンクリーニング専門店に依頼しましょう。
洗濯絵表示を見て水洗い不可(絵表示)の絵表示の場合は、専門のクリーニング店にお出しください。
洗濯機に入れる
洗濯機に洗剤を入れて30度以下の温度で洗います。
お風呂の残り湯で洗っても大丈夫でしょう。
ウオッシャブルの表記は、水洗いが出来るという意味です。
洗剤を入れます。
洗剤は、出来ればおしゃれ着洗いなどの中性洗剤がいいでしょう。
洗濯機はドラム式でも、水流式でも問題ありません。
脱水は1分ぐらい。
レースは生地が傷んだり、縮んだりしないように、30秒ぐらいの短時間にセットしてください。
乾燥
洗い終わったら取り出して乾燥です。
くれぐれも乾燥機で乾燥させないように。
カーテンの生地が傷みますし、確実に縮みます。
なによりカーテンは熱に弱いのです。
脱水したら、アジャスターをつけ直してそのままカーテンレールにかけて乾燥します。
これがもっともよい方法です。
縮むこともなく、カーテンの重さでシワも伸びてくれます。
乾燥は自然乾燥が原則です。
タンブラー乾燥機に入れないようにしてください。
乾燥まで1台の洗濯がやってくれる全自動洗濯機の場合は乾燥をカットする設定にしてください。
この方法は、冬の乾燥したお部屋がカーテンを干しておくと部屋が加湿されるので、風邪を引いたり、のどの弱い方にとても良いです。
カビが生えたら、家庭ではどうしようもありません
カビを取る技術は難しいので、一般のクリーニング店でも出来る所は大変少ないのです。
クリーニングのデアでは、難しいカビ除去を特殊な技術で行っています。
カーテンにカビが生えてしまったら、一度デアにご依頼下さい。