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クリーニングのデア体験談 ウェディングドレス

石井奈穂さん(仮名)は、ウェディングドレスを着用しての結婚式前の写真前撮りを終えたばかりでした。

“ウェディングドレス屋さんをいくつもまわって、試着をいっぱいしました。そうやって選んで購入したお気に入りのウェディングドレスを着て、4月に写真の前撮りをしたんです。前撮りのあと、ウェディングドレスをチェックしたら、6月末の挙式に向けて、クリーニングをしておかないといけないなと思いました。何しろ砂浜での写真撮影をしたので、裾も砂だらけで、海辺の泥汚れもついてしまっていたんです”

前撮りで使用したウェディングドレスは裾に砂浜の砂がたくさん付いていたうえに、海岸の濡れた泥までついて、乾いたあとは黒っぽい汚れになってしまっていました。
さらに、移動時にはウェディングドレスをカバーに入れてスーツケースにしまっていたので、シワっぽくなってしまっていることも気になりました。

“挙式本番に向けて、ウェディングドレスをキレイにしたかったんです。でも、最寄りのいつも利用しているクリーニング店だとウェディングドレスを扱っていなくて…。そんな話を姉にしたら、すぐにデアのことを教えてもらえたんです”

石井さんのお姉さんも、2年前デアで、挙式の後にウェディングドレスのクリーニングと真空パック(※ウェディングドレスの長期保管のために行う真空パック加工のこと)をご利用いただいていたということでした。「デアのウェディングドレスクリーニングは丁寧にやってくれるし、便利だよ!」とお姉さんに紹介され、石井さんは自宅のパソコンから、インターネットでさっそくデアのことを調べてみたそうです。


※デアのウェディングドレスの料金表(一部抜粋)
“ウェディングドレスの形によって、明解に料金が書いてあったので、安心して頼むことができました”

“化学繊維でできたプリンセスラインのウェディングドレスだったので、料金は税抜きで¥13,000。トレーン部分の長さはだいたい 50㎝だったので、¥3,200がプラスでかかる、という感じでした”
結婚式まで2か月ほどだったので、石井さんはその日のうちに、デアにご注文をくださいました。ホームページの料金表をよく見ていただいていたので、クリーニング料金も石井さんの計算通りでした。

“注文フォームには、ウェディングドレスの全体がしわっぽくなっている様子が分かるように、吊るして撮影したドレスの全体像と、砂浜で砂と黒っぽい泥汚れがついてしまった裾の部分のアップの写真を添付しました。「泥の汚れと、砂浜でついた砂を落としてほしいです。全体的にしわっぽくなっているのも気になります」という記入もきちんとしておきました。注文フォームでお引き取りサービス(集荷サービス)希望のところにもチェックを入れて、引き取りの日時もその週の金曜に決めました。梱包材は、自宅にあった、丈夫なビニールの大きな袋と、ウェディングドレスの購入時のカバー、段ボール箱を使うことにして、特に希望しませんでした”

※デアホームページのウェディングドレスの注文フォーム(一部抜粋)

石井さんは金曜日の集荷までに、カバーに入れたウェディングドレスを丈夫なビニール袋で包み、さらに段ボール箱に入れてガムテープで封をして梱包をしておきました。

金曜日に時間帯指定通り弊社提携の佐川急便が石井さんのお宅にうかがいました。

“ウェディングドレスをつつんで、梱包してしまうと、女性だと抱えるのも大変な大きさになってしまうので取りに来てもらえて助かりました。佐川急便のお兄さんに引き渡して、ひと仕事終えた気分でした(笑)”

4日ほどで、石井さんのウェディングドレスが工場に到着したという到着案内のメールが石井さんのメールアドレスに届きました。
“私も彼もとっても気に入っているウェディングドレスだったので、式までにキレイになるのがまた楽しみでした”

デアのウェディングドレスのクリーニングは、工場に到着すると、洗う前にまずは入念に検品作業を行います。トレーンの裏側や上半身の身頃などの各部位の汚れの状態、ファスナーやビーズ・スパンコールや刺繍の状態、コサージュなどのひとつひとつの付属部品がどのような状態で工場に到着したのかを確認します。特にキレイにすべきところ・特別にシミ抜きが必要な箇所があるかきちんとチェックをし、細かく記録を取って、工場の洗い場へドレスの各部位の情報を伝えます。わきの部分には汗のシミなどがつきやすく、裾は式場の床や地面の汚れがつきやすいので、入念に確認を行います。

記録を取った検品作業結果をもとに、実際に洗い作業に入っていきます。
ウェディングドレスが化学繊維素材であるのか、シルクなのか、コットンなのか、素材を見極めて、汚れの具合も考慮しながら、洗いの処理作業をどのようにするかを決定します。さまざまな洗い作業の方法がありますが、基本は水洗いです。

ただ、汚れの具合と素材によっては、汚れやシミのひどくついている一部分だけ水洗いを行い、ドライクリーニングと併用したり、またはドライクリーニングのみにしたりとさまざまです。デアのクリーニング職人は、ひとつひとつのウェディングドレスに、それぞれ違う最適なクリーニング方法があると考えておりますので、一番良い方法を選んで洗い処理を行います。

オーガンジーやシフォン、レース、スパンコールやビーズなど、ウェディングドレスにはさまざまな繊細な素材が使われています。乱暴に扱うとすぐにいたんだり、最悪の場合は生地がやぶれてしまうこともありえます。
ウェディングドレスの素材・布地に負担をかけないよう、シミや汚れを取るために、優しく丁寧にブラッシングを行います。洗剤は、洗浄力のある天然石鹸を使用します。

汚れがひどい部位などの前洗い作業が終わったら、繊細なドレス専用のウォッシュマシンを使い、本洗いを行います。ドレスがいたまないようネットに入れ、一点ずつウォッシュマシンに入れて洗います。

乾燥は遠赤外線乾燥室で行います。ウェディングドレスは、乾燥機は絶対に使いません。乾燥機に入れてしまうと柔らかなオーガンジー素材や繊細なレース生地がいたむことは避けられないからです。
遠赤外線乾燥室での乾燥作業は、吊るして時間をかけて乾燥させていくため、ウェディングドレスがいたみません。さらに、ウェディングドレスの素材によって乾燥室の温度も微妙にコントロールしています。すべてはウェディングドレスをいたませないで美しく仕上げるために、細やかな工夫をほどこして作業を行うのです。

仕上げは熟練のクリーニング職人による手作業のアイロンです。

ウェディングドレスを洗う際に、優しく丁寧に形やシルエットを崩さないように洗いますので、ウェディングドレスは乾燥した段階ですでにあまりシワや型崩れがない状態です。それをさらに美しく仕上げるために、ウェディングドレスクリーニング用業務アイロンでアイロンがけを行います。
ウェディングドレスクリーニング用業務アイロンは蒸気を強く噴出させることができますので、ドレスの胸元などの立体的な形の部分は蒸気の力だけで仕上げていきます。蒸気を微調節しながらあてていくと、ふっくらと形を保ったまま、美しく仕上がります。
ウェディングドレスのスカート部分は、アイロンでプレスします。

これで一連のウェディングドレスクリーニング作業が終わります。
その後は真空パックのご依頼がある場合は、真空パックの加工が行われます。真空パックは10年美しい状態でウェディングドレスの保管ができるように工夫がされたパックです。クローゼットのなかでウェディングドレスがコンパクトになり、シミや汚れなどがつかず、いたまずに保管することができます。

石井さんのお姉さんは2年前の挙式後、クリーニングと真空パックをデアにご依頼いただきました。クリーニングのみで、真空パックなしのご利用ももちろんご依頼いただけます。
“荷物到着のメールが届いてから4週間くらいで、「クリーニングが終わったので、発送しました」というお知らせのメールが私のメールアドレスに届いたので、送られてくるのを楽しみに待ってました”
結婚式1か月前の5月終わりごろ、無事にすべてのクリーニング作業が終わり、石井さんのお手元にウェディングドレスが帰ってきました。

“支払いは代金引換を選んだので、佐川急便が届けてくれたときに料金をお支払いしました。さっそく包みをあけて、ウェディングドレスを吊るして確認してみました”

石井さんのウェディングドレスは、クリーニングが終わってどのような仕上がりだったのでしょうか?

“裾の部分についていたたくさんの砂もすっかり取れて、泥のにじんだみたいな黒っぽい汚れも落ちてました。真っ白の状態に戻って安心しました!前撮りで裾にはひどく汚れがついてしまったので、クリーニングでキレイに落ちなかったら、どうしたらいいのかなと思っていたので。気になっていたシワっぽさも気にならなくなっていました。しっかり細かい部分もアイロンをかけてもらえたみたいで、ウェディングドレスの特徴の大きなコサージュも、キレイな形に開いたように仕上がってました”

石井さんは6月末の結婚式では、クリーニングさせていただいたウェディングドレスをお召しになって挙式と披露宴を無事とり行えたそうです。

“結婚式と披露宴は、友達や勤め先の人を招待して、すごく楽しいいい式ができました!両親や姉も喜んでくれて、一生の思い出になりました。挙式の記念写真も友人がたくさんデジタルカメラで撮ってくれましたが、ウェディングドレスも、後ろ姿とかを写真で見ても本当にキレイな状態でよかったです。デアにクリーニングをしていただいて、おかげさまで、無事に済みました”

実は石井さんは、すでにデアにもう一度クリーニングをご依頼いただいています。挙式後にウェディングドレスのクリーニングと真空パックをご依頼いただいたのです。

“結婚式って、花嫁は緊張するし意外に汗をかくんですよ!6月末のじめじめした蒸し暑い日だったし、特に背中や脇の汗も気になったし、なによりウェディングドレスに、ファンデーションがついてしまったのが気になって。ウェディングドレスを着るときは体にもボディメイクでファンデーションを塗りますからね。挙式後にすぐ、もう一回クリーニングに出させてもらいました!(笑)今度は、真空パックもお願いしました!”

真空パックは、紫外線カット効果のある強化ガラス繊維のパックに、酸素を抜いて窒素を注入してウェディングドレスのパッキングをし、10年美しい状態での保管に耐えうるようにする加工です。

長期間クローゼットにウェディングドレスをしまいっ放しにしていると、変色して黄ばんだり虫食いによっていたんだりしてしまいます。
その防止のために編み出された保管用のパック法が、ウェディングドレスの真空パックなのです。

“トレーンの部分も長い、ふわっとしたボリューム感のあるウェディングドレスなので、真空パックでコンパクトになって助かりました。クローゼットでそのまま置いておこうと思ったら、かなりの場所をとってしまいますからね”

いまはもう真空パックしてもらったウェディングドレスを、大切に新居のクローゼットにしまっています、と石井さんは笑顔でいらっしゃいました。

クリーニングで、一生に一度の結婚式という晴れの日のお手伝いをさせていただけて、デアのスタッフ一同も本当に嬉しく思います。

ウェディングドレスという特別な衣類は、やはり繊細に作られています。一生に一度の機会しか着ることはなくても、ウェディングドレスへの思い入れとともに、繊細なドレスを大切にクリーニングして保管しておきたいですよね。

デアのウェディングドレスクリーニングは、繊細な素材のウェディングドレスを大切にお取り扱いさせていただき、シミや汗汚れもさっぱりと洗い上げます。
ぜひ、ウェディングドレスのクリーニングをデアにお任せくださいませ。
いつでも、インターネットよりご依頼をお待ちしております。

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