おひとり用の小さい座布団型クッションから、家族で和むのにちょうどいい大型ソファーまで、さまざまな種類や大きさのお品物が全国各地からクリーニングのデアへ続々と届いています。
- 涼しくなって絨毯などと一緒にした模様替えのついでに
- 長雨が続いて思うように換気ができなくてダニが心配
- 汗をかいた身体が触れたひと夏の皮脂汚れが気になる
この時期になってご注文や料金などのお問い合わせが急に増えたのは、このあたりの事情が関係しているんでしょうか。
一年中使うソファー類は、いつクリーニングに出そうか迷ってしまいますが、仕上がるまで数週間待たなくてはいけないことを考えると、床がヒヤッと感じる冬がくる前にクリーニングする。という選択もおすすめと言えそうです。
何はともあれ、最近ソファーを洗いたい方が急増中です!
洗えないとされるソファを洗う
今日はご家庭での洗濯はもちろん、クリーニング店でも洗うことが難しいとされる「低反発ウレタンフォーム素材の座布団型クッション」と、
「レザー(牛革)張りの比較的大きいソファ」の2点をピックアップしてご紹介します。
低反発ウレタンフォーム座布団型クッション
こちらは床や椅子の上に置いて使うのにちょうどいいサイズの座布団型クッション、カバーの取り外しができない一体タイプです。
クリーニングのデアでは、綿や羽毛素材の座布団は布団のページでご注文を承っていますが、このような低反発ウレタンフォーム素材の座布団型クッションはおひとり掛けのソファークッションとしてご案内しています。
綿・羽毛素材の座布団は「布団・毛布クリーニングの料金」にてご注文承っています。
低反発ウレタンフォーム素材
低反発ウレタンフォーム素材は何といっても身体へのフィット感が魅力!
スペースシャトルの発射時に、圧を分散して宇宙飛行士にかかる衝撃を和らげようと、NASAが開発した素材 低反発ウレタンフォーム。
身体にそって優しく沈みゆっくりと元に戻る性質は長時間同じ姿勢でいても疲れにくいことから、マットレスや枕などの寝具を始め自動車のシートに重ねて使用するタイプなどでも使われている人気の素材です。
一方で、低反発ウレタンフォーム素材はしっとりとした素材が通気性を悪くし、蒸れやすく湿気を吸いやすいというデメリットも。
そのため、特に湿気が多く汗をかきやすい梅雨や夏の時期は洗いたいと思われる方も多いと思いますが、低反発ウレタンフォーム素材は基本的に水洗い厳禁です!
クリーニングのプロに任せて丸洗いする
小さいサイズの座布団型クッションなどはご家庭で簡単に洗えそうなのですが、低反発ウレタンフォーム素材は水洗いすることができない。とされています。
水に濡れることで低反発ウレタンフォームの戻りが速くなってしまったり、ボロボロと破れやすくなってしまうため、ここは専門家に任せるのが無難でしょう。
シミ汚れを丸ごと水洗い
シミ汚れの落ちやすい最適温度40度で水洗いします。
クリーニングのデアが使用している地下水から作られたマイナスイオンの軟水は、 水自体に洗浄力がある優れもの。
座布団型クッションにじわじわと浸み込んだ汗や皮脂などを溶かしていきます。
低反発ウレタンフォームの中まで洗う
クリーニングのデアこだわりの100%天然石鹸をたっぷり泡立てて、低反発ウレタンフォームの中まで浸透するように洗っていきます。
低反発ウレタンフォーム素材は密度が高いので、念入りに何度も石鹸液をかけていきます。
においやカビを防ぐ徹底乾燥
せっかくきれいに洗った座布団型クッションも、洗剤残りや半乾きの状態がにおいやカビの原因になってしまっては台無し。
取り扱いがデリケートな低反発ウレタンフォーム素材の座布団型クッションに圧がかかりすぎないよう、タオルで保護してから脱水に入ります。
クリーニングのデア工場では、表面をすすぐだけでなく、遠心力を利用したジェット水流方式の脱水機できれいな水を座布団型クッションの中に通して外側へ押し出していきます。
天日干しをすると劣化でボロボロになったり固くなってしまう危険のある低反発ウレタンフォーム素材の座布団型クッションは、風通しのよい日陰で乾燥させて仕上げます。
レザー(牛革)大型ソファークッション
続いてこちらは、丸洗いクリーニング前のレザー(牛革)のソファーカバーのついた3人掛けほどの大型ソファー「クッション。
お預かりしたのは計6点です。
- 背もたれ部分のソファークッション2点
- 座面部分のソファークッション2点
- 肘掛け部分のソファークッション2点
それぞれのレザー(牛革)のソファーカバーも一緒にお預かりしました。
レザー(牛革)のソファーカバー
レザー(牛革)のソファは、使っていくうちに味わいが増してくるのが魅力ですね!
置くだけで雰囲気あるレザー(牛革)のソファーは、徐々に柔らかさが出てきて心地いいくつろぎスペースとなりそうです。
一方で、レザー(牛革)は油分を補うなどのお手入れをしたり、直射日光を避けて配置しないと乾燥状態が続きひび割れを起こしてしまう可能性があり少々手がかかります。
比較的高価なことから、時々は汚れをすっきり洗いたいと思われる方も多いと思いますが、色落ちや縮みなどの心配も出てきますので、レザー(牛革)のソファーカバーは水洗い厳禁です!
丸洗いでソファカバーもソファクッションもきれいに
お預かり時には中のソファクッションが破れ羽毛が止めどなく出てくる状態でしたので、あえてカバーと分けずにソファクッションと一緒に丸洗いしました。
ソファークッションの飛び出した羽毛もずいぶんと取り除けたと思いますが、羽毛のパックが破れてしまっているためボリューム感が極端に減らないよう注意しながらの作業となりました。
また、レザー(牛革)のソファーカバーの水分・油分も補われて、ひび割れの予防もできました。
お客様のご希望でオプションの防ダニ加工もしましたので、より安心してご使用いただけると思います。
丁寧に梱包してお客様のもとへお返しします。
ソファーは宅配クリーニングがおすすめ
クリーニングのデアなら、ソファーのお預かりもお届けもご自宅の玄関で完結します。
いつかは丸ごと洗いたいご自宅のソファー。クリーニングのデアできれいにしませんか。
今日は、ご家庭洗濯できない低反発ウレタンフォーム素材の座布団型クッションと、レザー(牛革)張りの大型ソファーの丸洗いをご紹介しました。