マッキントッシュの洗濯表示はあくまでも家庭向けの洗濯表示です。オールバツ☓なのは家庭では洗ってはいけない。クリーニング屋に出すのも、マッキントッシュがきちんと洗えるクリーニング屋だけを指定しているのです。

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完全防水のマッキントッシュゴム引きコートの魅力

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明るいスカイブルー色のマッキントッシュのゴム引きコートが、洗い台にのせられました。
ゴムの防水素材をコットン生地で挟む「マッキントッシュ・クロス」といわれているマッキントッシュコートは、
イギリス・スコットランドで生まれ、完全防水のレインコートの代名詞になるぐらいに、世界屈指のブランドです。
コーディネート次第でビジネスにもカジュアルにも着こなせるコートで、洗練された印象を作ることができるのが魅力です。

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表地は肌理の細かい上質なコットンでできていますが、それだけに襟や袖の部分は皮脂などで汚れてきます。

マッキントッシュゴム引きコートの洗濯表示

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洗濯表示を見てみましょう。原産国の表示は英語ですが、絵表示はすべてバッテン☓が付けられています。
国内向けに日本語の洗濯表示も付けられています。同じくすべてバツで水洗い(手洗い)、漂白してはいけない、
アイロンもダメ、ドライクリーニングもできないと表示されています。アイロンの熱やドライクリーニングをすると溶剤で防水テープが剥がれてしまうのです。
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それに、お手入れは固く絞ったタオルで軽く叩いて汚れをとってください。こすったりすると、布地が擦れて白化してきますと書かれています。
洗濯してはいけない。クリーニング店にマッキントッシュを持ち込んでも断られるのはこの理由です。

マッキントッシュのクリーニング工程

それではマッキントッシュの手洗いのクリーニングの工程をご紹介しましょう。
クリーニングのデアはマッキントッシュを洗います。

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洗えない衣類を製造することに矛盾を感じませんか?
マッキントッシュは絶対洗ってはいけないとは言っていないのです。
洗濯表示はあくまでも家庭向けの洗濯表示です。オールバツなのは家庭では洗ってはいけない。
クリーニング屋に出すのも、マッキントッシュがきちんと洗えるクリーニング屋だけを指定しているのです。

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あらかじめ石けん溶剤をかけ、十分に染み込ませておきます。
マッキントッシュのクリーニングには、洗浄力のある天然石鹸を使用します。
合成洗剤は使いません。襟、袖口にこびりついた皮脂汚れがよくとれるとともに、
肌荒れ、アレルギーなどに優しく安全だからです。

襟元など汚れた箇所は、柔らかくブラッシングするだけで、汚れが浮いてきます。

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特に汚れが目立つところをブラッシングします。
袖の外側は汚れの多いところですが、和らいブラシで、やさしく洗います。
強く洗うとスレが出て白化することがあるからです。

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前身頃の外、内側もていねいに

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袖口は外側だけでなく、人の皮脂がつくところで、細かく洗っていきます。

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脇の内側の通風口ある穴周辺の汗を除去します。
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マッキントッシュコートは、コットン素材が密になっていて、
汚れが繊維の中まで入り込んでいるので、
洗濯機で軽く洗浄しただけでは、汚れは除去できません。
隅々まで手洗いしていきます。

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この後、水流式の洗濯機でゆすぐ作業行い、全体的な汚れを除去して、自然乾燥します。
この植物油脂から作った石けんは、合成洗剤と違い、洗浄力があり、
かつ繊維にやさしいので石鹸液に漬けることで、汚れを溶解します。

マッキントッシュゴム引きコートのアイロンがけ

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最後にアイロン仕上げで、着用時についたシワを伸ばして形を整えます。
マッキントッシュゴム引きコートは、コットンの中に天然ゴムが挟まれていいるので、
物理的な力が加わると、中のゴムが切れたり破損したりしますので、
熱を加えたり、物理的な力を一切加えないクリーニングが必要なのです。
ゴム引きコート、マッキントッシュクロスは、主に業務用アイロンの蒸気の力でプレスしていきます。手元で蒸気の具合を微妙に調節し、高温でゴムを傷めないようにしながら、アイロンをかけていきます。

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生地の白化を目立たなくします

コットンのトレンチコートは一般的に袖の曲がってシワのよっているところが、線のようになって白化してきます。マッキントッシュゴム引きコートは、ゴムが中に織り込まれているのでそれが顕著になってくることが多いので、
深色加工剤のスプレーをふりかけて目立たなくします。

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他の襟や袖口などスレたところにもふりかけます。

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そして、マッキントッシュゴム引きコートのクリーニングは完了です。

マッキントッシュゴム引きコートのクリーニング料金はこちら

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