お布団のクリーニングを利用したいけど、時期としてはいつ出すのがベスト?
普通は、どのくらいの頻度でお布団ってクリーニングするものなの?
せっかくクリーニングに出すなら、効果的に利用したいですよね。
この記事では、お布団クリーニングに最適なタイミングと、快適にお布団を使っていくためのポイントについてご紹介いたします。
冬の布団は梅雨前がオススメ
冬物のお布団であれば、梅雨前にクリーニングに出しておくことをお勧めします。
この時期、気温が上がると同時に湿度もあがり、カビやダニが増殖するシーズン。
汚れているお布団は、カビやダニにとって絶好の住処になってしまいますが、梅雨前にあらかじめ、しっかりと洗っておけば安心。
また、日常の使用でついてしまう汚れも洗い流しておくことで、シミやニオイを気にせず、必要になるシーズンまで収納しておくことができます。
デアなら、クリーニング後のお布団を、オプションで圧縮真空パックしてご返却することもできます。
圧縮真空パックしたお布団なら、コンパクトに収納できますし、寝具内にダニ・カビ・花粉・湿気の心配もなくなり、より清潔な状態で保管出来ます。
また、シーズンオフの使わないお布団は保管サービスを利用すれば、押し入れのスペースも有効利用できます。
クリーニング専門店の保管ですから、安心です。
梅雨前にクリーニングに出せなかった場合
夏が近いから平気だと思っていたら、雨が降ったら予想以上に気温が下がって肌寒い。
まだまだ、羽毛布団が手放せないな。
梅雨の時期や季節の変わり目にはよくあることですよね。
そんなときは、梅雨の湿度や温度に注意することでカビやダニの増殖を抑えつつ、梅雨が明けてから、まとめてお布団をクリーニングに出すといいでしょう。
▲すのこを使ったり、換気したりすることも、湿度管理には有効です。
季節ごとのお布団を入れ替えるタイミングを利用して、クリーニングをご依頼ください。
夏布団はなるべく早く
夏のお布団は、使わなくなったら、ぜひ押し入れや収納にしまう前に、クリーニングへ。
たっぷり汗やたんぱく質汚れを吸った布団は、側生地(布団を包む生地)の傷みや破れを引きおこしやすいんです。
それに、衛生的ではありませんよね。
ニオイが出てくる前に、汚れを洗い流すことをお勧めします。
デアなら、天然由来成分のせっけんを使って丁寧に洗うので、肌の弱いお子様にも安心です。
▲汗や汚れを落とすなら、水を使ったクリーニングが一番。
▲ジェット水流を浸透させながら脱水するから、すすぎも完璧に行えます。
クリーニングするのは「使う直前」のほうが快適?
シーズンオフのお布団は当分使わないし・・・
どうせなら、使う直前にクリーニングした方が快適だよね?
天日干しで湿気はとって~ 布団圧縮袋へ入れて~ 押し入れに収納しておいて~
使いたくなったらクリーニングに出そう!
ちょっと待って!
シーズンオフのお布団って、約半年は押入れにしまいっぱなしにすることになりますよね?
クリーニングに出さずにしまっておいたお布団には、汗や汚れがついています。
そのまま放置してしまうと、染み付いて取れなくなってしまうことも。
さらには、布団に残った湿気や汚れは、ダニやカビ・雑菌が繁殖するための栄養源となり、押入れや収納の中で一気に増加します。
そうなると、使っていない客用布団でも、同じスペースに収納していたら、カビやダニはうつってしまいますよ。
ぜひ、汚れたままの布団をしまいこまないで、クリーニングに出しましょう。
布団はクリーニングしてから収納することで、キレイに使い続けることができます。
シーズンオフの布団であれば、納期を気にすることもありませんよね。
丁寧に洗ってもらえる業者を選びましょう。
早く仕上げてほしい場合は
一般的に、お布団のクリーニング依頼が一番多いのは5月になります。
なるべく、クリーニング期間が短いほうがいい方は、1月~2月にご依頼ください。
もし5月前後のクリーニングをお考えならば、日程に余裕をもってご注文いただくとよいでしょう。
デアでは、納期は、工場に到着してから通常約2週間前後となります。
繁忙期や布団の種類によってはそれ以上の日数がかかることも少なくありません。
作業前にお見積りをご希望される場合、納期が通常より+約2週間程度かかりますので、予めご了承のうえ、お見積りのご希望をお申出くださいませ。
なお、お急ぎの仕上がりをご希望の場合は、できる限り優先的に作業いたしますので、お声がけください。
※ただし、その場合はお布団が到着次第すぐに洗うため、弊社にお品物が到着後のキャンセルは出来ません。
すぐ洗った方がいいお布団もあります
時期や頻度にかかわらず、布団の状態によっては早めにクリーニングに出したほうがよい場合もあります。
▲デアの水洗いクリーニングは一つ一つ手洗い。気になる汚れもしっかりと落とします。
くさいニオイがする
臭いがきついということは、ニオイの元となる汚れも多く蓄積されているはず。
臭いが強くでるような汚れをそのままにしておくと、布団を傷めますし、なにより快適に眠ることができません。
多くの臭いニオイのもとは、水溶性の成分です。
水洗いを中心とした布団洗いのできる店へ。
ペットの粗相や子どものおねしょ
ペットや子どものおしっこに含まれているアンモニアの成分は、天日干しだけでは分解されず残ってしまい、臭いの原因になります。
また、犬や猫など嗅覚の優れた動物は、オシッコのニオイが少しでも残っていると、粗相を繰り返すことがあります。
しっかりと汚れやニオイがとれるような洗い方をしてくれるクリーニングへだしましょう。
デアでは、オプションで消臭加工も承っております。
EM菌を使った消臭加工は、臭いの元を分解するので、ペットのおしっこの臭いなどにも効果があると言われています。
ペットの粗相については、【お布団の困った!!を解決】猫や犬がオシッコしちゃったときの記事もご参照ください。
シミがついている
シミは放置すると、時間が経つごとに落ちにくくなってしまいます。
なるべく早くクリーニングに出すことで、落とせるシミもあります。
クリーニングに出す際には、シミの位置を知らせておくとよいでしょう。
襟元がべたべた
また、カバーをつけないで使っていると襟元に汚れがついてしまいます。
この汚れには汗が濃縮された塩分が含まれており、べたべたした感覚になったり、生地の傷みを早めてしまいます。
汗は水溶性の汚れですので、お布団をたくさんの水でしっかりと水洗いしてくれるクリーニング店へ依頼することで解決します。
ダニに刺された
ペットと同じ布団で寝ているというご家庭では、通常よりも早い速度でダニが増える傾向にあります。
また、ダニは温度や湿度などで爆発的に増えてしまうこともありますので、一度しっかりとクリーニングして、防ダニ加工などをプラスすると快適に過ごせます。
(デアの防ダニ加工なら、使用環境にもよりますが、防ダニ加工後は約85%のダニが、12ヶ月後でも約70%のダニが逃げていくことがわかりました。)
また、アレルギーが心配であれば、クリーニングに出す頻度を増やすのがおすすめです。
保温性が落ちた
中綿がへたったように感じるとき。
お布団を天日干しすることで回復できないときは、クリーニングで洗ってきれいにしてからしっかり乾燥させることで改善する場合があります。
しっとりしている
布団に湿気を感じる・持ったときに重く感じるというときは、中綿が汚れて湿気が溜まっている・汗を原因とする塩分が溜まっているといった可能性があります。
天日干しや布団乾燥機では中綿の汚れは落とすことができません。
クリーニングで汚れを落としてさっぱりさせましょう。
カビが生えている
「押し入れから出した布団を見てみたら、生地にカビが点々とついてた!」という場合は、なるべく早くクリーニングへ出しましょう。
カビは、肺や気管支の病気の元になったり、アレルギーの原因になったり、人体に悪影響を与えると言われています。
クリーニングにご依頼の際は、カビが生えていることを伝え、しっかり落としてくれる業者を選ぶことも大切です。
デアでは、オプションとして抗菌加工も行っています。
大腸菌や黄色ブドウ菌、サルモレラ菌、MRSA、セレウス菌など、またカビ、酵素など幅広い菌種に対して効果があります。
雑菌の繁殖を抑えることにより寝具を衛生的に保ち、臭いやカビの発生も防ぎます。
快適にお布団を使い続けるために
最近の専門家の見解では、「睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分」。
つまり、睡眠時間にはこだわらなくて良いと言われているようです。
そうなると、大切なのは睡眠の質ということになりますよね。
快適な睡眠環境を整える意味でも、お布団のクリーニングは大切。
かといって、そうそう頻繁にお布団をクリーニングするわけにはいきません。
クリーニング後の布団の快適性を維持するために、やっておくといいポイントをご紹介します。
布団にカバーは必須
布団にカバーをかけずに使っているご家庭もあるようですが・・・
布団に汚れが直接付くのを防ぐ、側生地に傷がつかないようにする、中綿に汚れが染み込まないようにするなどの効果があるため、カバーやシーツは必ずかけて使うことをおすすめします。
布団は頻繁に洗えませんが、カバーは家庭の洗濯機で洗うことができます。1週間に1回は洗濯しておきましょう。
カバーをつければ、結果的に布団の寿命を延ばし、長持ちさせることができます。
天日干しは月1~2回
お布団の天日干しは、ダニ駆除としては期待できませんが、ダニの好む湿気を減らす効果はあります。
また、殺菌やカビの抑制にもなりますので、月に1~2回は天日干ししましょう。
正午をはさんで2時間前後ずつ、両面を干します。
天日干しする際は側生地の傷みを防ぐため、カバーをつけた状態で干します。
因みに、昔ながらの布団たたきは、中綿を傷つけたり、ダニの死骸を細かくして吸い込みやすくしてしまうため、必要ありません。
敷きっぱなしは厳禁
敷布団を敷きっぱなしは、布団に湿気が溜まりカビやダニが繁殖しやすくなるのでやめてください。
布団を床に敷く場合は、敷布団用のすのこというものがありますから、活用するといいでしょう。
床と布団のあいだに風を通すだけで、湿気が溜まりにくくカビなどを繁殖させにくくさせます。
布団をクリーニングの頻度
ワンシーズンに1回を目安。
デリケートで洗い方が難しい布団は、洗い過ぎても傷みやすくなってしまいます。
通常の使い方であれば、素材に関わらず、1年に1回は洗うとよいでしょう。
羽毛布団については、「洗うと劣化するのでクリーニングしなくてよい」「3年から5年に1回でよい」などさまざまな意見があります。
しかし、羽毛布団も洗わずに使い続ければ、中の羽毛まで汚れてボリュームもなくなり、保温性が下がり、側生地も傷んで破れやすくなります。
デリケートな羽毛布団にあった、適切な洗い方と乾燥の仕方でクリーニングできる店で、ワンシーズンに1回はクリーニングすることをお勧めします。
敷布団のクリーニング頻度
掛け布団はシーズンによって使い分けているけれど、敷布団はそうでもない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
睡眠中に身体から出た汗は、敷布団にも染み込みます。フケやアカなどのたんぱく質汚れもたくさん付着します。
掛け布団のように、敷布団もローテーションできるよう2枚持って、ワンシーズンごとにクリーニングに出すと清潔な状態を保てますよ。
まとめ
布団クリーニングに出すタイミングについてご紹介しました。
ワンシーズンに1回はクリーニングに出すことが、快適な布団で睡眠の質を高め、布団を長持ちさせるポイントです。
デアには、保管サービスや、消臭加工、防ダニ加工、抗菌加工や、真空パックなどのオプション加工もあります。
是非、お布団のお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
この機会に、ぜひ布団クリーニングを利用したことがなかった方も、定期的にクリーニングを利用してみてはいかがでしょうか?