今回お預かりしたのは、デンマークの家具ブランドEilersenのソファカバーです。
高級ソファに使われる張地は、見た目の美しさだけでなく、織りの密度や素材の質感まで計算されており、洗い方や乾燥方法を誤ると、風合いが損なわれサイズが縮んでしまいます。
そのため、このソファカバーは、家庭で気軽に洗えるようなものではありません。
今回は、そうした点を踏まえて対応したクリーニング事例をご紹介します。
Eilersenソファカバーのご相談がありました

今回ご相談を受けたEilersenソファカバーです。
中央付近に、うっすらとした黒ずみが確認できました。
ソファカバーのご相談では、「いつの間にかシミになっていて、原因がわからない」というケースも多く見られます。
デアでは、シミの性質を見極めたうえで、素材に負担をかけない方法を選択しています。
目立たない部分でテストを行います

ソファカバーの裏側の目立たない部分で漂白剤のテストを行っている様子です。
デリケートな素材の場合、漂白剤の成分に反応して色が抜けてしまうことがあります。
そのため、デアでは必ずテストを行い、問題がないことを確認してから作業に入ります。
シミ抜きを行っています

シミの性質を確認したうえで使用する漂白剤を調合し、少量ずつ作用させていきます。
高級ソファカバーに使われる生地には慎重な対応が求められるため、一度に強く処理することはできません。
シミ抜き剤には、時間をかけて反応させるものと、短時間で処理を終えるべきものがあります。
置き時間を誤ると、色が抜けたり風合いが変化したりするため、素材の特性とシミの成分を踏まえて判断します。
品物によっては蒸気や微振動を与えながら処理を行うこともありますが、今回は最も刺激の穏やかな方法を選択しました。

ここでは、ソファカバー全体をブラッシングしています。
デアでは、ソファカバーのような特殊な品物は1点ずつ手洗いを行います。

全体を洗い流している工程です。
すすぎも1枚ずつ、シミが落ちていることを確認しながら行います。
洗い上がりの状態です

こちらがシミ抜き完了後のソファカバーです。
黒ずみは見られず、全体がすっきりとした状態に仕上がりました。
【ソファカバークリーニングの詳細をご覧いただけます】






