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デアの一般衣類クリーニング

目次

衣類クリーニング方法は「すべて同じ」ではいけません


ワイシャツ・コート・スーツ・ワンピース・ズボン/スラックス・ニットなど、クリーニング店の取り扱う洋服には、たくさんの種類があります。

その素材もさまざまであり、汚れのつき方や傷み具合など、洋服の状態も品物によって全く違います。生地素材は、具体的には綿・ウール・麻・シルク・ポリエステルといったものがあります。
これらのワイシャツやコート、ニットやワンピースを、全く同じ方法でクリーニングすれば、ダメージも受けずクリーニングでき、すべてのものがさっぱりキレイに仕上がるでしょうか?
結果は、「すべての洋服を、全く同じ方法で洗うのではだめ」ということになります。

(※写真 ドライクリーニングマシン)

一般のクリーニング店の多くは、実は「素材や汚れの状態ごとに細やかに対応してはいない」のが現状です。
コートやスーツ、またワンピースやブラウス、ニットなど、おしゃれ着やデリケート衣類に分類されるものは、ほとんどのものを安易に「ドライクリーニング洗浄」してしまうのです。
ドライクリーニングは、水洗いをすると型崩れが起きやすい衣類も型崩れを起こしにくく、デリケートな洋服もダメージを与えるリスク無く洗えるからです。

確かにドライクリーニングが最適のものもあり、デアのクリーニングにおいても、もちろんドライクリーニングが洗浄方法の第一選択となる品もあります。
前述のような「型崩れが起きやすい服」「デリケートな服」のほか、水に触れると非常に縮みやすいものや、シルク製品などです。

しかしドライクリーニングは、実は、汚れ落とし効果に優れている、とは言えないのです。

ドライクリーニングは、油ジミなどの油溶性汚れにはしっかり汚れ除去効果を発揮します。しかし飲み物のシミや人の汗、皮脂の黒ずみ・黄ばみ、チリ・ホコリなど、水溶性の汚れや、そのほかの多くの汚れには、全く歯が立たないほど汚れ落とし効果が弱いのです。

その結果として、「これ以上洗うと洋服が傷むので汚れは落としきれませんでした」とシミや黄ばみが残ったままお客様に返却されてしまうことも少なくありません。

そしてドライクリーニングを何度も繰り返した衣類は、落ちなかった汚れが洋服にたまり、着心地が悪化して、重く湿っぽい質感に変化してしまうのです。

デアの衣類クリーニングは、素材の性質を損なわず汚れを落とす、ドライクリーニングのメリットと水洗いのメリットを最大に生かした洗浄処理を採用しています。

また機械洗いを少なくし、きめ細かな処理ができる手洗いを優先しています。

「水洗いの最大のメリット」は、ドライクリーニングに比べ、汚れ落とし効果が抜群に優れていることです。
油性汚れも水溶性汚れも種類を問わずよく落ち、またシミ抜き作業も水洗いなら効率的であり、しっかりとシミを除去することができます。
そしてドライクリーニングのように洋服の着心地が悪化してしまうことはなく、さっぱりと軽やかな着心地に仕上がります。

デアの「水でさっぱりと洗いながらも、衣類にダメージを与えないクリーニング」は、ドライクリーニングだけのクリーニングより、職人の高度な技術が必要となり、より手間暇もコストもかかります。

しかし、本当に洋服に優しいクリーニング、本当に良いクリーニングとは、ドライクリーニングだけで洗うというものとは違うのです。
私たちデアは、一枚の洋服の状態をよく確認し、把握したうえで、最も良い方法をよく検討し、丁寧にクリーニングを施していくことを大切にしています。

「小ロット」の洋服クリーニングが良い理由

デアの衣類クリーニングは、レギュラー・アクアメイクの2つのコースから選ぶことができます。
それぞれのコースで料金の違いがあると言っても、その2つのコースのいずれも、デアは自信をもっておすすめできます。

それはひとえに「大ロットの洗浄処理」を絶対に行わず、「小ロット」の細やかな洗浄処理を、すべてのコース共通で徹底しているからです。

小ロットの洗浄処理とは、このような洗い方のことです。
お客様の洋服には、汚れのひどいものもあれば、汚れの軽いものもあります。
また、色も、赤や白の服、紺の服、黒の服などさまざまです。
そして、その素材も、綿・ポリエステル・シルク・ウール・カシミヤ・レーヨン・麻など、多様な生地から作られた衣服が存在します。

小ロット洗浄では、まず汚れのひどいものと汚れの軽いものを分けて洗浄します。
ひどい汚れが、洗う際に他の衣類に付着しないようにするためです。
さらに、衣類の色からも分類を行います。
赤いものと真っ白のものを一緒に洗ってしまえば、赤い衣服から出た色素で白い衣服に色うつりが起こります。色の違うものは、決して一度に洗うことはないように仕分けておきます。


そして当然ながら、洋服の素材によってもしっかり分類していきます。
例えばポリエステルのものと、カシミヤやシルク素材のものを同じように洗ってしまっては、かならずカシミヤやシルク素材の衣服が傷んでしまいます。
衣服の品質表示タグなどをしっかりと確認して仕分けて、最適な洗い方が異なる素材のものを、一緒に洗うことがないようにしておきます。

このように、「小ロットのクリーニング」とは、お客様の大切な衣類のことを考え、徹底的に細かく分類し(=小ロットに分け)、洗浄処理の方法が同種の服のみを一枚一枚丁寧にきめ細やかに洗い上げていくクリーニングなのです。

仮にこれが「大ロットの大量処理」だとすれば一体どうなるでしょう。

まず、汚れの酷い服と一緒にマシンで一度に洗ってしまうので、最悪の場合は他の人の衣服から、ニオイうつりや汚れうつりが起きます。

そして赤い服と白い服を一緒に洗えば、色が多少なりともうつってしまいます。また、ウールやシルクの服とポリエステルの服を、同じように業務用洗濯機に入れて洗ってしまえば、結果はいうまでもなく、デリケートなウールやシルクの服はダメージを受け、ヨレヨレの状態になってしまうでしょう。

そして、小ロットのクリーニングでは、汚れの状態をしっかり把握してから洗浄処理に入る、ということも、大切なポイントです。

大量処理クリーニングのように、汚れているかどうかも見ず、即マシンに入れて一度に洗ってしまうようなことは、絶対にありません。

必然的に、細かな部位の状態もきちんと把握することができ、シミ抜きや汚れ落とし処理の精度も上がります。

襟元の黄ばみや袖口の黒ずみ、持ち主の方も気づかなかったごく小さなシミなども職人の目で確認するので、的確なブラッシング処理を施すことができるのです。

低料金のクリーニング工場では、これらの大切な工程を省き、どんなものも一度にマシンで洗ってしまっていることも少なくありません。

それに対してデアの洋服クリーニングが高品質である理由は、このように細やかな工程を省くことなく、徹底した「小ロット処理」を行っているからなのです。
小ロットクリーニングは、まさに「きめの細かな高品質クリーニング」の、絶対的な条件のひとつといえます。

本当に良いクリーニングだからこそ「宅配」

クリーニングのプロとして、誠心誠意、お客様のご要望やご希望をお聞きし、真心を込めてクリーニングを施していくのは当然のことです。

そしてデアは、お客様の声を常に聴かせていただきたいと考えております。

しかし、宅配クリーニングは、どうしても店舗型のクリーニング店よりは、生身の人間どうしとして、お客様と直に接する機会は少なめです。

そんな宅配クリーニングは、じつは街にお店を構えるクリーニング店よりも「洋服のお仕上がりがすべて」という面があります。

丁寧にクリーニングを施し、しっかりと包みあげてお手元にお返しした洋服。お客様がご覧になって「キレイになったなあ」と思っていただけるか否かで、デアのクリーニング店としての評価は決まります。

デアは、ほかのクリーニングのお店より「技術者が一枚のお洋服に向きあう時間が長く、職人の細やかな手作業を施すことも圧倒的に多い」そんなクリーニングです。
職人がすべての作業に心を砕いて大切にお手入れしたお洋服は、見違えるようにさっぱりと美しく仕上がります。

大事な一着にこそ、ぜひデアのクリーニングをお試しください。

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