レザー衣類の修理＆色補正レポート2

ビフォー

レディスレザージャケットです。経年変化により退色がひどく、買ったときのような色に戻してほしいというご希望です。

アフター

ポケットやファスナーをマスキング保護して、カラーリング作業は、とても手間のかかる作業でしたが、うまく仕上がりました。

ビフォー

ライダースジャケットは、雨風のアウトドアに耐えられるように丈夫な革で作られています。
でも経年変化に耐えられなく、色あせや乾燥による革の劣化でざらざらしてきます。

アフター

裏地から買ったときのレザーの色を見つけてカラーリングをしました。
クリーニング洗浄の仕上げとしてレザー用の油脂も加えてあるので、レザーがいきいきとしてきました。

ビフォー

レザーは使い込んでいけば行くほど、退色やスレ感がでて、それが魅力という方もいますが、古びた汚れ感も出てしまいます。

アフター

レザージャケットを同じ色系統の濃色にすることで、レザー（皮革）の質感がアップします。

ビフォー

これは肩周りの日焼け、退色です。

アフター

カラーリング（リカラー）作業も部分色補正をするだけでなく、濃色にすることで見違えるようなジャケットに変身します。

ビフォー

レザーは布の洋服と違って、汚れが付いたらレザークリーナーを使ってもなかなか汚れが取れませんし、色も大きく経年変化してきます。

アフター

レザー専用のドライクリーニングで洗浄した後、お客様から送っていただいた色見本の色を調合して、カラーリング（リカラー）しました。

ビフォー

スムースレザーの色は、革に顔料を吹き付けていわゆる塗装を施してあるのですが、その塗膜が薄い、また顔料の定着度が低いと、剥がれてきます。

デアレザー修理工房では、顔料、染料メーカーの経験者がいて、様々な染色に関する溶剤を取り揃えています。

アフター

裏地の部分から買ったときの色を見つけ、調合してカラーリング（リカラー）で復元しました。
クリーニング洗浄の仕上げとしてレザー用の油脂も加えてあるので、レザーがいきいきとしてきました。

ビフォー

エリは変色していないのに肩から背中にかけての部分だけの色抜けです。
エリと背中のレザーは全く違った種類の革を使用しているようです。

アフター

クリーニングしたあと、退色部分をリカラー。
全体的に新品時の色に染め上げました。